小3の現時点での実力
小3の息子の2020年7月時点の実力です。
まずは、小5の算数です。
・浜学園の公開学力テスト(小5の6月実施) → 偏差値54
・サピックス オープンの過去問(小5の5月分) → 偏差値54
浜学園の公開学力テストは過去問の出来から鑑みて、偏差値54~60ほどだと思います。
サピックス オープンの過去問は1回分しかなく、息子にとっては「初」。「問題数が多くて焦った」と言っていたので、模試の形式に慣れればケアレスミスや雑なミスも減って偏差値は60付近になると思います。
つぎに、小6の算数です。
・四谷大塚の偏差値50の中学校の入試問題で合格点
まとめると、小3の息子の現時点の実力は以下だと思います。
・小5 → 浜学園とサピックスの偏差値で54~60
・小6 → 四谷大塚の偏差値で50
※一般的に「浜学園やサピックスの偏差値+10=四谷大塚の偏差値」といわれています。
小5は想定よりも勉強が進んでいますが、計画通りです。
<計画>
・小4~小6は偏差値50で通過 → 要は「偏差値50の小6」にする
・偏差値60超を目指す
・偏差値70超を目指す(ここは未定)
小5の後半~小6の前半で偏差値60超を目指す!
夏休み以降に、つぎのステップである「小5の後半~小6の前半で偏差値60超」に移ろうと思っています。
そのために、息子が必要なことです。
1.雑なミスをなくす
2.小5の正答率が低い問題も解けるようにする
雑なミスへの対策
小3の息子は、一見、ケアレスミスですが、中学受験では放置すると危ないミスをひんぱんにします。
一例をあげると、以下。
わたし:「試験と思って、しっかりと解いて!」
息子:「わかった!!!」
しかし、不正解。
その後、解きなおしさせると――。
息子:「あ、80か! 8と思ってた!」
この手のミスは「問題文の読み間違い」「そもそも読んでいない」などなので、不正解でも解説なしでもう一度解かせると正解します。
さて、ふつうは「ケアレスミスだね。どんまい! つぎ、がんばろう!」になると思いますが、「危ないな」と思うのは、つぎの2点です。
・正答率が高い問題を落とす
・高学年でもこの手のミスをする子どもがいるらしい(ほかのブログで見かけます)
つまり、「高学年までに何とかしないと、不合格になりかねない! 高校受験までには自然になおると思うけど、息子の場合は中学受験までには間に合わないのではないか…」と危惧しています。
雑なミスには、見直しや検算は意味をなさないかもしれない
中学受験でも見直しや検算の重要性も説かれているようです。
見直しや検算は大切だとは思いますが、小学生には見直しや検算は効果があまりないのでは、と思っています。
なぜでしょうしょうか。
本を書いていると誤字脱字で叩かれることがありますが、書き手は「思い込み」「無意識で読み飛ばす」などで、なかなか間違いを見つけられません。 だから、編集者がいて、校正もいます。
つまり、プロでさえ、3重のチェック体制です。
それだけ、間違いを見つけるのは難しい!(特に自分の間違いは!)
ましてや、小学生。
小学生相手だと、見直しや検算は根本的な解決につながらない…というよりも、その前にすべきことがあるのでは、と思っています。
※念のために、見直しや検算をを軽視しているわけではありませんので、あしからず。
何をすべきなのか?
今まさしく手探りで試行錯誤しているところです。
で、このミスは、以下の3つ…特に1つ目が重要ではないか、と考えています。
・正解に対する執着のなさ(なぜ勉強しているのか、誰のために勉強しているのか、などの欠如)
・(小学生の場合は)経験不足
・レベルが足りない
というわけで、今は以下をしています。
・演習前は、「問題文をしっかりと読んで!」「絶対に正解させて!」などと言う
・演習後に、この手のミスがあれば「1問の不正解で、人生が変わることもある」などと言う
・見直しや検算ではなく、「一発で正解させる」ほうに時間を割いている
これで、簡単な問題のミスは、かなりなくなりました。
ちなみに、高学歴らしきひとのブログに「満点を取るために、15分くらいで全問解いて、残りの時間は見直し」みたいにありました。
トップ層はそういう世界なのだろうと思いつつ、やはり見直しは難しいものなんだな、と思いました。
トップレベルのかたが、時間の大半を見直しに割り振っているわけですので(そこまでしないとミスはなくせない)。
小5の正答率が低い問題も解けるようにする
息子は「場合の数、確率」「論理」が弱く、ここで点を落としているので、夏休み以降に強化しようと思っています。
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