新型コロナウイルスによる休校で、計画を変更しました。この計画が実行されることはありませんが、これがベースになって「時短!中学数学」のコーナーになったので、記事は残してあります。
なぜ小3が、たった2か月で、数学の偏差値60(中3)を目指すのか?
「小3が、わずか2か月の学習で、数学で偏差値60(中3)をとれるのか?」
プロジェクトが始動しました!
なぜ、このような「非常識」なプロジェクトがはじまったのでしょうか?
親子の絆で親塾をしていますが、中学受験の受験算数の目途がついたので(※)、つぎは中学数学となっているだけです。つまり特別な理由はありません。敢えていうなら、ノリです。
※中学受験はしないかもしれないので、中学年では小6の偏差値60程度で十分と考えています。
<予定>
・8月までは、受験算数の演習。そして、小6の模試で偏差値65を目指す!(首都圏模試)
・9月、10月に中学数学を教えて、中3の偏差値60を目指す!(五ツ木か北辰)
というわけで、今年の9月あたりに教えはじめます!
勝算はあるのか?
子どもを灘中などにいれたかたたちは「そんなの余裕じゃね? ただ時間だけがネック…いや、そんな暇があれば灘中の算数や算数オリンピックの対策をするわ!」となると思うので、実現可能だと思います。
が、一応、勝算を見積もってみました。
中学数学の基本を習得して偏差値55にするのに18日程度
中学数学の基本の習得に、35時間、1日あたり2時間で18日程度を考えています。
その内訳です。
・正負の数(1時間)
マイナスを説明して、8-(-5)の計算をさせたところ、ふつうにできていました。ただ、慣れるための訓練は必要です。が、1時間もあれば十分と思われます。
・平方根(2時間)
平方根の定義を話したらわかったようでした。ここも訓練でできるようになるので、訓練としての2時間は必要だと思います。
・式の計算(2時間)
中学受験の学習を通じて、ほぼできるようになっています。ただ、2時間程度の訓練は必要だと考えています。
・式の展開と因数分解(15時間)
式の展開のかんたんなものは、中学受験でも勉強するので慣れてはいますが、やはりここは訓練に時間がかかるところです。15時間程はかかるのではないか、と思っています。
・一次方程式(3時間)
算数とのちがいが多少ありますが、すぐに慣れると思います。ただ、ここも訓練は必要です。
・連立方程式(3時間)
消去算で練習はしていますが、マイナスの扱いができないので、訓練が必要だと思っています。
・二次方程式(2時間)
因数分解がきちんとできていれば瞬殺ですが、一応、訓練の時間を考えています。
・比例と反比例(1時間)
中学受験のダイヤグラムで軽く鍛えたので、比例はすでにグラフにできます。反比例を教える時間として1時間くらいを考えています。
・一次関数(1時間)
交点や傾きなどを教えて訓練するのに1時間ほどでしょうか。
・二次関数(1時間)
因数分解など土台を築いていれば、はやいと思います。
・平面図形と空間図形(まとめて2時間)
中学受験のほうが遥かに難易度が高いので、ぜんぶまとめて2時間もあればできるようになると思います。
・確率(1時間)
中学受験のほうが遥かに難易度が高いので瞬殺だと思います。一応、1時間くらいは問題を解かせると思います。
・資料など(1時間)
ここも瞬殺だと思いますが、問題を解かせるのに1時間ほどをみています。
入試問題に引き上げて偏差値60にするために1か月ほど
基本問題をしっかりとれば偏差値55はいくと思います。その後は、入試問題対策をして、偏差値60を超えるようにします。
※塾技100の目次を利用
・100項目のうち、「ほぼ学習が終了している範囲」「瞬殺の範囲」は約5割、「すぐにできるようになるが、練習で時間がとられる範囲」「習得にそれなりの時間がかかる範囲」が約5割
偏差値70を目指すと「習得にそれなりの時間がかかる範囲」もしないといけないので、3~5か月はかかると思いますが、偏差値60だと捨てられます。
・30項目くらい勉強すればいい
・1日1項目で、1か月
・残りの一ヶ月は模試の過去問で演習
模試の過去問で試験に慣れるのに12日ほど
あとは模試の過去問を解かせて、模試に慣れてもらいます。
というわけで、2か月で、中3の中学数学で偏差値60はいけるのではないか、と思っている次第です。
ただ、中学受験の受験算数の仕上がり次第ですが。
当人はやる気!
わたしだけ盛り上がっても意味はありませんが、本人もやる気です! 8月まで本人の気が変わらなければ、このブログで経過を公開していきます!
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