予習シリーズ4年と5年で算数を教えてきました。
で、思ったのが以下。
・「図形」「数の性質」「規則性」をはじめとして、手薄なところがある
おそらく、ですが、予習シリーズは以下ではないか、と思います。
・ボリュームゾーンを狙う(みんながみんな難関中を目指すわけではない)
・よって、中堅中に合格できるようにしている
・難関中で出題されやすい、難易度が高いものは小5の後半以降に後回しにしている(※)。もしくは難関中のコースみたいなものがあるのかも。
※この範囲に関しては唐突に出てきて、かなり教えにくいです。
さて、予習シリーズをメーンで親塾、トップ層だったかたがいました。
Kさんとしましょう。
Kさんのように指導者にかなりの能力があるかただと、予習シリーズのみ、その後、過去問の演習をはじめても問題はなかったのだと思います。
難問にぶち当たっても、その場で体系的に教えられて、お子さんもそれについていけたのでしょうし。
というわけで、そのまま予習シリーズを使うと、つぎのようになる可能性があるのではないか、と思います。
・予習シリーズだと、難関中でよく出る範囲をはじめとして、体系的に学びにくいところがある
・中堅だと手が届く
・難関中の問題が解けない
こういう感じで、トップ層だったかたが推奨する勉強法、問題集などを真似たところで、何かが足りなくてうまくいかないのではないか、と考えています。
成功したかたを真似るのは基本だと思います。
が、それだけでは足りず、子どもにあわせてカスタマイズするのが大切なのではないか、と思っています。
で、うちの場合。
子どもたちは低年齢なので、真似するだけではうまくいきません。
<小1の娘>
・基本問題でさえ、先に進めなくなると予測される。具体的には、5年上のダイヤグラムからできなくなると思われる
<小3の息子>
・予習シリーズだと演習に難があるうえに、慢性的な演習不足(先取りの宿命)。ゆえに解くのが遅い。また、難関中を見据えた問題は体系的に学べていない
というわけで、トップ層のかたをそのまま真似ず、工夫しています。
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