10日間で偏差値5をあげる試み
「10日間で偏差値5もあがるわけはない!」と思うかもしれませんが、可能性はあります。ここでは「10日間で偏差値5あげる方法」について書いています。
偏差値には幅がある
模試で偏差値50ならば偏差値50の実力と思うかもしれませんが、「偏差値45~55」のような幅があります。
ふれ幅は「子どもの性格や資質」「学習の進捗」などによって異なります。
(例)
・偏差値40~55とふれ幅が大きい → ケアレスミスを頻発することが要因
・偏差値50~52とふれ幅が小さい → 正答率が高い問題は確実に解けるが、低い問題は手も足もでない
・偏差値70台から落ちない → どのタイプの問題でも対応できる
娘の場合の偏差値の幅
小1の娘の場合、現状は以下です。
※浜学園の公開学力テスト(小4の算数)
・偏差値46~55
・偏差値50が最頻出
※過去問を解く回数をこなしていないため、いずれも推測
何もしないまま模試を受けると、おそらく偏差値50。
実力を出せるようにすれば偏差値55あたりにすることができる――すなわち偏差値5アップできるわけです。
偏差値5をあげるための具体策
娘の場合は、現状よりも2、3問正解できれば偏差値5アップを達成できます。しかも、短期間の対策でなんとかなりそうなので、もしつぎの対策を施せば10日で間に合うかもしれないと思っています(10日だと厳しいかもしれませんが…)。
具体策です。
娘は大問2で1~4問、落とすことがあります。この原因は以下です。
1.問題文の意味がわからない、曲解する
2.解いたことがない問題が出題される
上記1。
どこかで見たことがある問題であれば国語力のない小1でも対応できますが、あまり見かけない問題だと「問題文の意味がわからない」「曲解する」などとしてしまいます。国語力の問題ですね。
そもそも小4に向けの模試なので仕方がない面もありますが、ここは経験でなんとかできると考えています。大問2だと問題の「設定」のバリエーションはそれほどありませんし。
上記2。
小4の大問2レベルであればそれほど穴はないので、短期間で穴を埋めることはできると思います。
大問3以降ですが、(1)は解けることが多く、難易度が低めだと(2)(3)も解くこともあります。
問題文をしっかりと読めているわけですが、前述と同様、「問題文の読み違い」「意味がわからない」「曲解している」などがあって(1)で間違えることがあります(もちろん、(2)以降も)。ただ、大問3以降は、大問2とはちがって浜学園の完全オリジナルの問題なので国語力がないと厳しくて、待つしかないと考えています。
というわけで、偏差値5をあげる方法、娘の場合は「大問2で問題文の読み違いなどをなくす」「(あまりありませんが)基本問題の穴を埋める」です。
10日でも該当する欠点を克服できそうな問題を集中的に解かせることで偏差値をあげることができると思っています。
模試の偏差値をあげることについて
模試は実力を見るためのものだから対策するべきではないという意見があります。
確かに過剰な対策はするべきではないと思います。模試は所詮模試であっていくら偏差値が高くても合格するわけではありませんし、通塾している場合だと実力以上のクラスに在籍することになって逆に成績が下がることもあるためです。
ただ、これはたとえば「模試の傾向を読んでの対策」のように「何が何でも偏差値をあげる!」の系統の対策だと思います。
このページにあるような、「偏差値のふれ幅を小さくする → 成績を安定させる → 実力アップ」の対策まで否定するのはちがうよな、と思います。
(※)1科目受験ができず模試は断念しました。よって、10日で偏差値5をあげることができたかどうかの結果はありません。また別の機会にしようと思っています。
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