低学年の中学受験ブログ界隈では、基礎をすっ飛ばして定番の「×問題集」に取り組むひとが多いようです。
<×問題集の問題点>
・塾では高学年で取り組むような問題、しかもふつうに塾で勉強していれば瞬殺できるような問題を難問として入れている → 基礎なしで、いきなり解かせるの? 丸暗記まっしぐらになる可能性が高い!
※ただし親に指導力があれば話は別。
「×問題集に取り組む前に、基礎固めをしたほうがいいと思うんだけどな。必要であれば前の学年に戻って」と思います。
いや、×問題集、基礎が固まっていても危うい問題集なので「予習シリーズのほうが、ていねいだよ? 実際に問題を解いてみて比較してよ?」と思いますが、そんなことを書いた日には「問題を解く? そんな必要はないわ! 予習シリーズでの先取り学習は悪の権化!!!」というひとたちが出てきて…と長くなるので割愛します。
いずれにしても、「基礎が大切、できないなら前の学年に戻る」が重要だな、と思います。
もっとも基礎の定義もひとによってちがっていて、「子ども向けにした論理や空間図形」「算数パズル」などを基礎と主張しているプロもいますし、「計算問題だけ。しかも丸暗記の苦悶」を基礎というひともいるようですが。
抽象的な言葉は難しいよな、と思う今日この頃です。
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