小学校の宿題の問題

公教育

すでに習得していても宿題!

小学校では小4から学力差が生じると言われているようです。

が、まだ小2の「時刻と時計」と「単位」なのに、息子が「×くんはできないし、×くんも」と言っていました。

びっくり!
小2ですでに学力差があるようです。

この学力差を少しでもなくそうと、授業で「時刻と時計」と「単位」などを繰り返すのは仕方がないことです。息子はすでに習得しているので退屈でしょうが集団授業ですしね。

しかし!

宿題――なぜ家に帰ってまですでに習得している、あまりに簡単すぎる問題を解かされないといけないのですかね。

算数だけではありません。毎日すでに覚えている漢字の宿題のために1時間もとられています(字をていねいに書くこともあります)。書ける漢字のために時間を費やして何の意味があるのでしょうか。

できない子どもだけ家でしっかり学習すればいいのではないか、と思います。「わかっている子は宿題なし」という本来あるべき姿にしてほしいと思います。

何のために宿題を課すのか?

何のために宿題を課すのでしょうか。わたしは以下だと思います。

・学力アップ

授業だけでは勉強時間が足りないので、家で演習して学力をあげるわけですね。つまり、家ではすでに習得していることを解く必要はないと思います(本来は習得していれば学校でも解く必要はありません)。

しかし、小学校では宿題の意図がちがうようです。おそらく以下のいずれか、もしくは複数ではないでしょうか。

1.宿題で学習習慣をつけるよう!
2.罰として宿題!
3.みんな平等に宿題をさせるべきだ!
4.宿題を出してほしい親がいて、その対策!
5.うるさい管理職がいて宿題を出さざるを得ない

上記1ですが、学習習慣は強制されて身につくものではありません。宿題を課したところで、子どもたちに、勉強に「めんどくさい」「嫌だ」「しんどい」というマイナスのイメージがつくだけです。というより、そんな、かんたんに学習習慣がつくなら、誰も苦労しないわ!

上記2ですが、勉強の楽しみを教えるのが教師の役目です。宿題を懲罰に利用するのは愚の骨頂です。そういうことをする教師は適性がないので即刻辞めましょう!

上記3ですが、個人の能力にあった負荷をかけるのが、真の意味での平等ではないでしょうか。すでに出来ているところまで宿題として強制的に勉強させるのは平等ではなく意味もないです。

上記4ですが、宿題を出してほしい家庭に向けて宿題を出せば済む話です。

上記5ですが、論外ですね。子どもの将来をつぶしてまで、こびを売りたいのか、と思います。

宿題の中身もひどい!

休校のとき、宿題を提出したら、大量の無意味の宿題がかえってきました。
そして、また例の宿題がありました!

「教科書を写せ」

これで勉強が嫌いになる子どもはいても、好きになる子どもはいないですよね。
学習の効果も皆無です。

こういう学習効果がまるでないことまで宿題としてさせられています。

風邪で休む日くらいは「宿題なし」にしろ!

小2の息子が高熱でダウンしました。
近所の子どもが連絡帳を持ってきてくれたのですが、見ると、「無理しないで宿題やってね」という同級生の一言がありました。

鬼か。

が、子どもは一ミリも悪くない!
クラスが、そういう雰囲気なのでしょうね。以前、息子に聞いたら、「宿題をやってこないひとはいない」とのことでしたし。

つまり、先生がピュアな子どもにまで「いつ何時でも宿題をやらないといけない!」と洗脳していることが容易に想像できます。
学習の効果もないものを洗脳してまでさせるのはどうかと思います。

授業内で完結させるのが本筋

治安の悪い地区の育ちなので、いろいろな家庭があるのは重々承知しています。ふつうに授業することでさえ容易ではない学校もあるのはわかっています。

が、環境がそこでま悪くない小学校ならば、授業内で完結させろよ、そうすれば宿題なんて出さなくてもいいだろ、と思います。

年長が短期間でできたことを小学校では6年もかけているわけですからね。

勉強ができない子どもは宿題で1日が終わるのではないか?

うちは、かなり先取り学習しているので学習習慣はついていますし、小学校の勉強は余裕です。

が、毎日、宿題に1日あたり1時間くらいとられています!

学習習慣がついている小学生は極めて少ないと思いますし、ふつうは「漢字をあまり覚えていない」「算数もあまりできない」。1日1時間では宿題は終わらないかもしれません。そんな長時間、子どもが集中できるはずもないので答えの丸写しになるのは明らか! 宿題の意味なくね?

できる子どもには、1時間近くの苦行。苦手な子どもは、丸写しという無意味な作業(苦行)。

宿題を出しても意味がほとんどないだけではなく、勉強が嫌いになる可能性もあるのではないでしょうか!

宿題にかける「1日1時間」あれば中学数学も習得できる!

「たかが1日1時間じゃないか」

そう思うかもしれませんが、子どもたち、1~2か月、1日1時間ほどの勉強時間で中学数学の基本を習得しました(上記の記事を書いたときからずいぶん経ちました)。

・学校の宿題 → 習得している漢字を何度も書かされて、中学数学ができるのに九九のドリルを解かされる
・親塾 → 中学数学や受験算数などの高度な内容

上記のどちらが子どもにとって良いのか明白ではないでしょうか。

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