内申書制度は経済格差を広げる一因

公教育

公立中学校は、「定期テストの点数が良くても内申点は悪い」があるから怖いですねー

さて、今回は角度を変えて――。

「高学歴になって、のしあがってやる!」

低所得の家庭に生まれれば、公立中学校からトップの公立高校へいくしかルートはないと言っても過言ではありません。

が、トップの高校に合格するには、内申書――学力はもちろん、音楽、体育、美術なども極めて、毎日毎日、ゴマすりできないといけません。また、どうしようもない先生は一定の割合でいるので、そういう先生を引き当てない運も必要です。
つまり、低所得の家庭の子どもは、「副科目まで完璧」「ゴマすり」「運」もないと、難関国立大学の競争のスタートラインにも立たせてもらえないわけですな。

ただでさえ塾に行かせてもらえす、参考書や問題集も買ってもらえないという、不利な状況のなか、そんなにがんばれる子どもはどれだけいるのですかね。

一方、中学受験しない都内の家庭では、小5から高校受験を意識して通塾、内申書対策のために幼少のころから習い事もしているそうです(←ネットサーフィンしていて都内ではそういう家庭が結構あることを知りました)。

というわけで、内申書制度は経済格差を広げる一因だと思っています。

こういう状況にもかかわらず、「努力が足りない!」という自己責任論。 おかしいと思いますけどね!

ついでに――。

「数学は神レベル。それ以外は…」。

そういう子どもこそ世界を良い方向に導いてくれると思いますが、内申書制度だとそういう子どもは評価されませんし、数学が神レベルだと知らしめる機会もないので、密かにつぶされていっているのかもしれないな、とも思いました。

それ以外だと、親が教育熱心ではない家庭で生まれても、「公立中学校+内申書」の運命になります。

いずれにしても、内申書制度は良くないと思います。 内申書制度も、「副科目は評価しない。全国の公立中学校の難易度を統一したうえで、定期テスト、実力テストの点数だけで決める」という、先生の主観が入らない平等な制度にすれば、これだけ不満も出ないだろうに、とも思います。

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