小学校は「できない子」と「できる子」は放置

公教育

学校では、たとえばつぎの子どもたちが放置されているそうです。

・境界知能(IQ 70以上85未満):14%(←おそらく理論値)
https://mi-mollet.com/articles/-/15740

どのような特徴があるのかというと、以下。

・簡単な足し算や引き算ができない
・漢字が読めない
・簡単な図形を写せない
・短い文章すら復唱できない
※『ケーキの切れない非行少年たち』(新潮新書)によると、これが境界知能の不良少年・少女の特徴だそうです。

30人クラスだと4人はこういう子どもがいる計算になります。
結構な人数ですよね。

しかし――。

学校は、そういう子どもたちにも一律に宿題を課します。

解けないのに、どうしろと?
答えを丸写しするだけの無意味な宿題となるのではないでしょうか。
苦痛なので宿題をしないとクラスメイトから「ズルした!」などと言われるのではないでしょうか。

授業がわからず、宿題も苦痛。
そして、自己肯定感が低くなるのかもしれません。

というわけで、学校は「できない子ども」を放置しているわけですね。
※以上は、知らない世界なので、すべて、おっさんの想像と妄想です。熱心な先生もいると思います。

さて、中学受験の層。

幼稚園児に「等差数列やったじゃん。どうやって考えるんだった?」などと言ってしまって、「わたし、頭おかしいよなー」「感覚が狂っている」と思ってしまうこともありますが、うちほどではなくても、中学受験を意識している層は、一般の子どもに比べると、かなり勉強させているのは確かだと思います。

その結果、授業のたいはんは時間の浪費になります。
※最近は面白い試みをしているようなので、すべてとは言いませんが。

それを言うと「先取り学習するからだ!」と攻撃されますが、おかしくね?

「みんなで手をつないでゴール」の、ゆとり教育がいいってこと? 出来るのに、学校では、わざと出来ないふりをしないといけない世界のほうが、遥かに不健全じゃないの?

できるなら、さらに、のばす。
できる子どもをライバル認定して、努力する。
勉強、スポーツ、遊び、何でも頑張れば褒める。
やらないやつは叱る(もちろん、本人の能力に応じて)。

それが健全な教育だと、わたしは思います。

というわけで、学校では「できない子」「できる子」は放置されていて、時には「(できない子は支援が必要なのに)努力が足りないだけ」などと言われ、できる子は「みんなに合わせろ!」、揚句に「勉強すんな!」とも言われます。

境界知能の子どもたちのことはよくわかりませんが、努力ではどうにもならないことがあることを知ってもらい、また勉強をしている子どもたちの足をひっぱる真似もやめてほしいよなーと思います。

具体的に何をすればいいんだって?

まずは、宿題を子どもの状況に合わせて出すこと、それが子どもの不平等感を呼ぶのならば宿題をやめてしまうこと、ですね!

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