何の本かは忘れてしまいましたが、つぎのように書かれていました。
(問)□に+-×÷のいずれかを入れよ。
2□3□4□5□6□7=5
→ こういう試行錯誤しないといけない問題でも、算数・数学のセンスがあれば直感で解くことができる。
それ以外にも、たとえば以下もあるんじゃないか、と思います。
・みんなと同じように学んでいるのに深く理解。いきなり応用問題も解く(例:小1~3で10進法を学習。その後のN進法もかんたんに理解。応用問題もサクサク解く)
・平面図形の補助線が「見える」。立体図形も頭でぐるぐるまわせる
算数・数学のセンスがある子どもはこういうのがあって、あっという間に習得していくし、根本から理解しているので抜けにくいのでしょうな。
が、センスがあまりなくても、つぎのようにできます。
(例)
・小3で10進法を解説。その後のことを考えて種まきをする
・演習で定着
・N進法も本質からしっかりと解説。種まきが功を奏して、かんたんに理解
・演習で定着
・応用問題も本質からしっかりと解説
・演習で定着
算数・数学のセンスがある子どもとの違い。それは、「勉強時間」ですな(もっとも、指導力がある先生に教わった場合)。
算数・数学のセンスが乏しくても、時間があれば、ある一定レベルに到達させることができます(どのレベルまでなのかは、本人のやる気や資質と指導者次第)。
…昔、「本来、早い時期からはじめる先取り学習はセンスが乏しい子どもにこそ有効。時間が確保できるから。でも、そういう子どもは勉強嫌いでもあるので、先取り学習すること自体が難しい」みたいに書きました。
それは、ある一定レベル以上にするのであれば、時間がかかるのがわかっているからなのですね。
こういうことがわからないかたたちが、先取り学習をやたら敵視。
「Aくんは先取り学習していたけど、失速した」みたいなアホ発言をするわけですね(←何度も書いていますが、「ここは雨。だから世界は雨」というようなもの)。
で、こういうことを書いても理解できないひとたちがいて、「公文式は先取り学習」みたいなことを言うわけですな。
公文式が先取り学習ならば、「電子環状反応」という、たった1つの反応の意味を丸暗記するだけで有機化学(←有機化学だっけ? 笑)の先取り学習をしたことになりますね。
まあ、そんなことよりも海に行きたいですな。夏が来ないかなー
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