とある塾H。
低学年からバリバリ先取り学習しています。
で、プロの塾講師の記事に、「最高レベル特訓は1学年の先取り学習。演習量と時間を確保するためのもの」とありました。小4、小5のものは復習テストしか見たことがないので何ともいえないのですが、それらを見た感じだとそうだと思います。
現学年の勉強だけしているつもりになっていても、最高レベル特訓を受講していれば先取り学習していることになるわけですね。
とある大手塾S。
小4からは、「その学年で、それを学習するの?」。
先取り学習ですね。
ここは先取り学習のカリキュラムで成り上がったという見解もあるようです(本当はどうか知りませんし、興味もありません)。
それ以外にも、数年前の予習シリーズを入手しましたが、最近のものは小6の内容をすいぶん小4、小5に入れたよな、と思いました。
実績を出している塾を意識しているのでしょうね。
先取り学習ですね。
というわけで、中学受験で実績を出している塾はカリキュラムそのものが先取り学習になっています。
つまり、中学受験においても先取り学習は強力な武器といえるわけですね。
それにも関わらず、先取り学習そのものを否定するひとたちって…。
塾のテキストさえ見ていないのか、算数のかんたんな問題さえ解けないのかのどちらか、もしくは両方なのでしょうな(※)。
それなのに、なぜ算数の勉強法について語れるのかなーと思います。
※「算数の勉強法について語りたいのであれば、せめて塾のテキストを見たり、算数のかんたんな問題を解けるようにしてからにしろよ」という意味であって、親はすべてそうすべきだと言っているわけではありませんので、あしからず。個人的には自分で算数や数学を教えて偏差値をあげてから勉強法について語れよ、と思います(知っていることと、教えることは別次元)。
ちなみに――。
「うちのカリキュラムは先取り学習になっている。スパイラルにもなっている。最難関中にも到達できるので、先取り学習はしないでください。復習に徹してください」
塾講師がそういうのならよくわかります。
実際、先取り学習しなくても合格できるだけのカリキュラムだと思いますし(ほんと、よくできています)、塾のカリキュラムをこなしていないのに焦って先取り学習して自滅するケースもありそうですし。
ただ、塾のカリキュラムに乗っかると高学年で死ぬような思いをさせることになりますけどね。
それを回避するために(=勉強量をならすために)、低年齢から勉強させると「可哀そう!」。
どちらが残酷なのか少し考えればわかるだろうに、と思います。
…このように書くと、またお得意の「Aさんは公文式で先取り学習していて失速した!」ですかね 笑
先取り学習そのものの話をしているときに、個別ケースを持ち出すのはよくないですよね。そもそも「誰でもできるようになる」「計算問題だけ」の公文式を先取り学習と呼んではいけないと思います。
それにしても、中学受験の終了組でHやSからの中高一貫校なのに先取り学習を否定するかたたちもいて面白いですよねー
「何、この臭い!!!」
それはあなたからでている臭いだっつーの。
先取り学習を否定できるのは、「公立一本。しかも学校の進度にあわせて勉強しての難関大」もしくは「深海魚から一気に偏差値をあげての難関大学」のかたたちだけではないですかね。
いずれもレアケースだと思いますが。
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