正月は凧揚げしている家族連れをよく見かけました。
が、もう正月も終わりなのですねー
さて、本題。
中学受験で、先取りは有効か?
わたしの個人の見解です。
先取りの効果
先取りに効果があるのかどうか、現代科学では立証不可能だと思っています。
※ちなみに、わたし個人の見解は、先取り学習の効果に書いています。
立証不可能なので事例で考えると、先取りは昔からあるようです。そして、「うまくいけば有効」とも言われているようです。
・浜学園は低年齢から、ガンガンに鍛えている(先取りの内容も含んでいる)
・プロ家庭教師で著書多数の熊野さんの著書に「先取りはうまく機能すれば有効」とある(ただし、進度は算数塾と同じくらい)
ただ、ね。
そもそも、このブログを読んでいるかたは中学受験を考えているのだと思います。
中高一貫校(難関中)がアホみたいな先取り学習をしているのに、先取りの効果を否定するのもおかしな話だと思います。
先取りの効果を否定するのであれば、公立高校にいれて、子どもの才能が開花するのを待てばいいですよね?(まあ、放置しているだけだと、たいはんは開花しないと思いますが)。
先取りは効果がないと主張するかたたち
「先取りは効果がない」と言っているかたもいます。
こういうかたたちは、おそらく「中途半端な先取り」のことを指しているのではないでしょうか。
たとえば、公文の算数・数学。
公文で学習する内容は、算数や数学のごくごく一部です。
高偏差値を目指す場合は、公文の先取りによるメリットなんて一瞬でなくなります。
それなのに、公文の高進度をもってして先取り非難をしているかたたちを見ると、「文系で数学を勉強しなかったんだろうな」「理系でも、数学ができないの?」と思ってしまいます。
先取りは、何歳でどこまでできるのか?
先取りは、何歳で、どこまでできるのか。
平均1日1~2時間、鍛えたところ、小2の息子の場合は「小1の12月開始。小2で、受験算数の基本はほぼ終わる」でした。
年長の娘はそれよりも高進度なので、もうすこしはやく受験算数の基本が終わるかもしれません(娘は性格的なことがあって、先が読めない 笑)。
これは極端な例としても、親に指導力があれば、「年長くらいから勉強をはじめて、小4で受験算数の基本は終わる」はできると思います。
先取りの効果
先取りしたところでトップ層にはなれないと思っていますが、受験算数の基本を終わらせるくらいの先取りができれば、受験の負担をかなり減らすことはできると思っています。 具体的には、受験算数の基本が終わったあとは、小5あたりから大手塾の最上位のクラスに入れるだけで、ほかの子どもが寝る間も惜しんで無理をして勉強しているなか、睡眠たっぷりで受験を迎えることができるのではないですかね。
※余裕だからといって、授業中に寝るなどの子ども、そういう教育しかできない親などはそもそも対象外です。
あとは、中学校、高校で学習することも先取りしておくと、子どもは青春を謳歌しつつ、さらに高度な勉強をする時間も確保できるのではないか、とも考えています。
先取りが害となるケース
ただ、つぎのようなかたもいます。このような場合は先取りは害になるかもしれません。
1.特殊算のごく一部の問題を見て「中学数学が必要!」となって、別方向に走ってしまう親
2.低年齢のうちから、あれもこれもとなって、猛勉強させる親
3.見栄で、先取りさせる親
上記1。
何度も書いていますが、受験算数には中学数学は必要ありません。
連立方程式もどき、グラフもどきは必要ですが、あくまで「もどき」。
中学数学を勉強しなくても身につきます。
上記2。
うちはほぼ算数だけなので、1日1~2時間、ほかの子どもがゲームをしている時間を勉強にあてることができています。
が、ここに国語、英語が加わると、1日3~4時間は勉強に費やすことになるのではないでしょうかね。
トップ層を目指しているのならば、それはそれでありなのかもしれないな、と思いますが(リアルの天才にはそのくらいしないと追いつけない)、漫然に猛勉強させるのは良くないよな、と思います。
たとえば、何の価値もない低学年の模試で高偏差値をとらせるのに、躍起になる、ですかね。
「まだ受験の準備でさえはじまっていない、低学年で、立ち位置って何?」と、心底、思います。
上記3。
「見栄? そんなやつ、いないだろ?」と思ってましたが、前に書いたように、いるのですね。こういうかたたちは除外して記事にしていますが、一応、入れてみました。
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