中学受験する小学生に独学させている理由

記録(3年目)

小4の息子に理科だけ独学させています。

<指示した内容>
「理科のテキスト。読んで自分で勉強して。問題もあるから解いて。わからないところがあれば、ググって。それでもわからないなら聞いて。それとノート。覚えていないところがあれば、自分でまとめて(←「プリントを切り貼りすれば」とは言いましたが、細かいことは指示していません)」

刻一刻と受験日が迫っているなか、しかも小学生に独学させる…。

正気の沙汰とは思えませんよね。

・誤読して誤って覚えるリスク
・理解度が低い
・勉強の質が低くて時間がもったいない

それをわかっていながら、なぜ独学させているのか?

サピックスだと親が、浜学園だと塾が勉強の管理、サポートします。
つまり、結局、子どもは自分で勉強していない親や塾がお膳立てしているから勉強しているに過ぎないわけですな。

もっといえば、所詮は小学生。
「中学受験する!」と口では言っていても、それは自分の意志ではなく、親、友人、塾という環境がそう言わせているに過ぎないと思っています。あとは今の環境から逃げたい、とかですかね(←逃げるのは良いことだと思います)。

ロクに人生経験がない小学生に、勉強や受験の重要性がわかるはずもありませんからね。

親や塾が勉強を管理、サポート。

親や塾がお膳立てしているから勉強しているだけ。
実のところ、まわりに流されているだけ、もしくは、逃げたいだけで意志もない。

そうすると、どうなるのか?

「自分で勉強する」ができなくなるのではないでしょうか。

ほかのブログを読んでいると中高一貫校で環境が良いはずなのに、もあるので、それが、御三家に合格したのに大学受験などで失敗するひとたちがいる理由の1つかもしれないな、と思っています。

というわけで、我が家の場合、「中学受験で確実に合格」と「自分で勉強するようになる」を天秤にかけた結果、後者をとったわけですな。

まあ、わたしが楽したいというのが一番の理由ですけどね 笑

あとは、独学できるだけの国語力がついたこともありますが。

ちなみに、なぜ理科なのか? 以下です。

・算数と国語は独学が難しい
・息子は理科に興味がある

社会は理科ほど興味はないようですが、これでうまくいけば、試しに小4範囲の社会も独学させてみようと考えています。

補足すると――。

かなり昔に、「はじめはガチガチに管理して、時間の経過とともに自分でする範囲をゆっくりと増やしていく」みたいな記事を書いた記憶があります。

そのときは、中高生になってから手を離す、と考えていましたが、実際に親塾をして小さな子どもの能力をあなどっていたな、と、小さな子どもでも自分の足で歩けるよな、とわかりました。

あと、ほかのブログを見て、中高生になってからだと、なかなかうまくいかないのでは、と思うようになりました(←結局、親がガチガチに管理)。

というわけで、国語力と心の2つがそろった小4の今だな、と思った次第です(娘は国語力は息子と同等ですが、小2でまだ心が育っていないので独学のタイミングではないと考えています)。

早め、早めに行動しているので、失敗しても大きな痛手になりませんしね。

…こういうことを子どもにさせている、アンタはどうなんだって?

あんま勉強しなくても入れる大学を出て、「2日に1日は朝まで飲む。スーツ姿で出勤するリーマンにもまれながら帰宅」「期間限定で田舎に移住。温泉や観光地巡り!」「365日、子どもたちと遊ぶ!」みたいな人生を送っています。

ひとには指導できても、自分では実践しないタイプです 笑

でもまあ、こういう生活を送れているのも、お勉強を含むいろいろなことを独学しているからこそ、なのですけどね。

庶民が他人よりも人生を楽しむためには独学は必要なものかもしれないな、と思っています。

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