勉強ができないと、勉強好きにはならない

中学受験と親

「勉強ができないと、勉強好きにはならない」

あるブログにあった言葉です。確かにそうだよな、と思いましたが…。

※「勉強」という言葉がかなり抽象的なので、ここでは「受験勉強」とします。

高偏差値でも勉強嫌いはたくさんいる

受験勉強は、興味がないものも勉強しないといけません。
また娯楽であふれかえっている現代社会では、高偏差値であっても、「国語の授業は楽しいけど…。それよりも、友達と遊びたい!」「勉強よりもゲーム!」となるのが自然です。

勉強できるようにすることはできても好きにすることは至難の技

もちろん遺伝子もありますが、勉強ができるようになるかどうかは技術的な問題もあります。つまり、技術で、ある程度までは偏差値をあげることができます。

たとえば、大手塾の「ひんぱんにクラス替え」で競争心をあおり、「偏差値=人の価値」とすりこむ手法があります。勉強そのものではなく高偏差値でドヤることに喜びを見出すようになってしまう副作用はあるかもしれませんが、これである程度までは偏差値をあげることもできます。

一方、勉強好きにするのは、親といえ、他者がどうこうできる問題ではありません。

たとえば、「アクティブラーニング! 冬の生き物の観察」。

勉強好きにする試みという側面もありますが(うちは夫婦の趣味でやっています)、それで、必ず子どもが勉強好きになるのか、といわれると、疑問です。親は種まきはできても、それが育つかどうか――気に入るかどうかは子ども次第。「何が何でも勉強好きにする!」は、異性に対して「俺のことを好きになって! ほら、俺って仕事できるんだよ!」と言っているようなものではないか、と思います。

子どものために親ができること

というわけで、子どものために親ができること。

「勉強を好きにするような試みはしても、期待しない」
「勉強を(ある程度までは)できるようにすることはできる」
「その先の勉強好きになるかどうかは本人次第。勉強嫌いが標準なので、勉強好きになると期待してはいけない」

ただでさえお先真っ暗な日本経済。

「少子高齢化+財政赤字」なのに新型コロナで巨額の債務まで背負って、国が破綻するかもしれません。子どもは楽なほうに流れていくので、放置していれば、日本経済とともに落ちぶれていく確率が高いと思っています。

※あくまで個人的な見解。

そうならないように、今できることといえば、勉強!

子どもが勉強好きになるのが理想ですが、前述の通り、それは期待してはいけない、「ある程度まで勉強ができるようにして、スタートラインに立たせよう、その先は子供たち次第」と思っています。

その「ある程度」が、「小学校卒業までに高校数学など、大学受験レベル(難関中をターゲットにする時点でそのレベルに近い)」なわけですが、人生長いので、これでも勉強のごく一部ですからね!

ちなみに――。

さかなくんみたいに「魚に関しては右に出るものはいない」ほど勉強していても、「それは勉強ではない。評価もしない」と言われてしまうこともあります(有名人にならなければ、教授になれなかったと思います)。AO入試といいますが、大学や高校側が指定したものではないと評価されないわけなので、「勉強って何だろうな」と思います。

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