入試問題の過去問の解答を盗み見る子ども
入試問題の過去問を解かせるとき、解答を盗み見る子どもがいるそうです。『二月の勝者』でもそういうキャラいましたよね。今川さんでしたっけ?
『二月の勝者』はかなり取材しているようなのでどこかのプロが話していたことだと推察されるものの、わたしは見たことがないので本当にこのような子どもがいるかどうかはわかり兼ねます。
が、いるとすれば、親のプレッシャーがすさまじいのでしょうね。
※この記事はあくまで個人的な見解によるものです。
親のプレッシャーがすごそうなブログ・SNSの特徴1
さまざまなブログ・SNSを読んでいると、つぎのようなものを見かけます。
「親による子どもの評価」と「子どもの現状」が合致していなさそう
「うちの子どもは天才!(親による子どもの評価)」「なんでこの程度のことができないの!(子どもの現状)」で、そのギャップが大きければ大きいほど、親が子どもにプレッシャーをかけていると想像できます。
では、このような家庭のブログ・SNS、具体的にどのような特徴があるのでしょうか。たとえば、以下(※個人的な見解です)。
・やたら子ども自慢している
どこかで賞状をもらっただとか、受験期でもないのにやたら模試を受けているだとか(で、高偏差値)、IQが高いだとかを公開しているところは、親の期待や願望が極めて強いのでしょうね。
その一方、ガチの天才なんて同年代に数人いる程度だと思うので、お子さんの現状は親が思っているほどではないのかもしれないですね。
親のプレッシャーがすごそうなブログ・SNSの特徴2
ほかにも、以下。
見栄をはっている
このような家庭のブログ・SNS、具体的にどのような特徴があるのでしょうか。たとえば、以下(※個人的な見解です)。
・現在解いているであろう教材のレベルと、偏差値なり過去問の点数なりが合致していない
「うちの子どもは低学年で中学数学ができる! 灘中の算数も解けた!」みたいなブログがありました。ジュニア数学オリンピックのようなハイレベルな中学数学が解けるのであれば灘中の算数も解けるでしょうが、ブログを読んだ感じ、定期テストのレベル(そもそも低学年でジュニア数学オリンピックは無理です。もちろん、ガチの天才を除いて)。うちの娘、定期テストのレベルの中学数学はできると思いますが、灘中の算数、手も足も出ないですけどね。
見栄をはりたいがゆえに、子どもにプレッシャーをかけているのかもしれないですね。
ブログ・SNSでの賞賛が状況をより悪化させる!
ブログ・SNSで子どもの自慢、見栄をはっていると賞賛されることもあるようです(うちは嘘つき呼ばわりされることはあっても賞賛ゼロ 笑)。
そうすると、評価と現状のギャップがますます開いたり、見栄という嘘だったのにまるで本当のように思いこむようになったりして、ますます子どもを追い詰めるようになるのかもしれないよな、と思います。
まあ、当の親は絶対に気がついていないと思いあますが(たぶん、この記事も「そんな親いるよね」と思っていて自分のことだとは気が付かない)。
願望や見栄ではなく、子どもの将来を重視してほしい!
願望や見栄をはっていくらネットで賞賛されても、現状は何も変わりません。それに、受験は、「合格」「不合格」という結果がでます。
いくらまわりから賛美されても不合格ならば意味がありません。
現実を直視しないといけないんじゃないの、と思いますけどね。子どもの将来のために。
※この記事はあくまで個人的な見解によるものです。
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