小1の娘、錯覚と同位角で1本でも余計な線が入るだけで、途端にわからなくなる――克服したと思っていましたが、復活しました!
そんな感じの中学生の女の子(※)を、多数、見てきたので、遺伝子の「何か」があるのだろうな、と思います。
※「女の子」としているのは、「『数学ではつまづいてばかり。でも、国語はふつう以上にできる』は、女の子に多かったな」という個人的な体験に基づいてのことです。双子のように育ててきた、うちの子どもたちでも「娘は図形があり得ないレベルで苦手」です。
そんななか、高学歴のかたたちが、たとえば「図形はこう教えればできるようになる!」などと主張しているのを見かけることがありますが、「ほとんどの子どもは、それができないから苦労しているんだよ」と思うことがあります。うちの娘の場合は「それ以前のところで問題があるんだよ」ですかね。
能力があまりにも高くて、子どもたちの「わからない」が、わからないのでしょうな。
そんな遺伝子の「何か」。
その1つに「算数障害」というものがあるようです。
子どもの算数障害とは? 算数に困難のある子どものサポート法 筑波大学教授・熊谷恵子さん
https://www.kobetsu.co.jp/manabi-vitamin/special/article-448/
「全体の2.3%と推定」とのことなので、ほとんどのかたには関係がない話ですが、中学時代の友達がそうだったな、と思いました。
学級崩壊している中学校でしたが、彼が勉強したくてもできなかったのは、学校、いや、文科省が「知的能力の境界にある子ども」に対して何もしなかったことが原因じゃないの、と思いました。
子どもの能力に応じて、教えかた、進度を変えるのが大切だと思いますが、学校では一律に教えて、「教育の遅れはない!(ドヤッ!)」ですしね!
「お前の努力が足りない!」という前に、まずはアンタたたちがまともな授業をするという努力をしろよ、と思います。先生一個人にはどうしようもないので、悪いのは文科省か教育委員会あたりでしょうけど。
ちなみに――。
算数を教えこもうと思わないことです。いくら紙の上で問題を解いても、数というものを理解せずに計算という手続きを覚えるだけになってしまうこともあります。これでは、根本的な解決にはなりませんし、学年が上がればいずれ限界がきます。それよりも、生活のなかで数を使った経験をたくさんさせてあげてほしいと思います。
公文のことじゃん 笑
で、これって算数障害に限った話ではないと思います。
親塾をしていて、「低年齢の子どもには『数の感覚』がない!」などと気が付いてからは、おはじきを使って10のカタマリ、100のカタマリを作ったりしましたからね(※)。
※こんな感じで教えれば、生活のなかで体験させなくても、つまり、「机の上」でもできると思います。
そのおかげで、小6までの計算問題、瞬殺!
というより、おはじきとか、懐かしいな。
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