「都内に住んでいたときは、毎日、朝まで飲んで、昼下がりに起きて夕方からまた飲む。土日は昼に飲むメンツがいるので、昼から飲む。その後は、田舎に移住。いろいろな観光地を巡り、毎日のように温泉。首都圏に戻ってからは、365日、子どもたちをあちこちの遊び場に連れていったら、1年で走行距離3万キロを超えていた」
(注)仕事もしています!
そんな生活を送っていたので、テレビは見ていなくて、「佐藤ママ」とか「下剋上受験」とか、まったく知りませんでした。
で、佐藤ママ。
圧倒的な実績があるのだから、「子どもは自然で遊ばせるのが一番!」「子どもは、のびのび!」「親が子どもの、のびしろを奪うな!」「受験勉強は害!」「読書こそが、真の勉強!」「友情、努力、勝利!」とでも言っておけば非難されることなく大儲けできると思うのですが、「1歳から公文」とか、ぶっ飛んでいることを言っているようですね(※)。
※ネットで佐藤ママの話を断片的に見かけて、以前は「よくやるわ」と思っていましたが、いろいろと情報をいただき、親塾もして「適切に早期教育をすれば、あり得ないレベルの学力になるんじゃね?」と気が付いてからは、「トップ層は、親こそが何がなんでもなんだろうな」と思うようになりました。頂点(てっぺん)を目指すのであれば、一般人からみると、ぶっ飛んでいないとダメなのだろうな、と思いますし。「これならできる!」であれば、多数のひとがやっているわけですしね。
・これならできる! → 3000人がしている
・これならできるかも…。でもな…。 → 500人がしている
・ぶっ飛んでいるわ…。 → 数人しかできない。順位で数番以内ということ。
で、偏った考えほど、信者ができて、アンチがずっとストーカーしてきて(※)、マスコミ露出が続くものです。佐藤ママも戦略なのかもしれないなー、いや、ご本人は素で一冊目の編集者による策なのかもなーと思っています。
※実はアンチも大好きなのでしょう 笑 少女漫画でいうと「アイツ、失礼なやつ!」からの大恋愛ですかね 笑
何の話かわからなくなりましたが―。
佐藤ママへの違和感。
それは「親の手で、学力の頂点(てっぺん)を!!!」という属性のひとたちと、それと真逆のひとたちとの差から生じるものだと思います。
つまり、佐藤ママに違和感を覚えているひとたちは、お子さんを放置プレイにしているので、「我が子にトップ層というポジションを、親の手で!」という、佐藤ママみたいなひとたちとは180度ちがっていて当たり前、違和感を覚えて当然だと思います。
・佐藤ママとは真逆のひとたち → 子どもなんてどうでもいい。子どもにほとんど関わらない。「親が、子どもの、のびしろを奪う!」などの言葉がささる(子どもを放置することを正当化できるから)。
・佐藤ママ → 目指すのは、親の手でトップ層! 「1歳から公文」「子どもの靴下をはかせる」など、過剰とも思える教育と親の関与。
※生きかたがちがうのだから、お互いに違和感を覚えて当然!
で、その違和感の正体さえ考えず、「親の手で、東大理3!? うらやま…。でも、それを認めると…。…教育虐待だ!!!」みたいな、みっともない嫉妬、「みんな同じじゃないと!」みたいなガキの理屈、「子どもにとって、これこそが幸せ!」という決めつけなどで、佐藤ママをつぶそうとするひとたちがいるわけですが、それをものともしない佐藤ママ。
スゴイですな。
何を書きたかったのかというと、価値観はいろいろあって、さまざまな生き方があるのだから、子どもたちにはそれを尊重できる人間に育ってほしいな、ということですかね。
佐藤ママみたいな、子育てもあっていいじゃないか。
その真逆の子育てもあっていいじゃないか。
子育てには正解はないのだから。
by おっさん
※もちろん、人様に迷惑をかけない、虐待ではないなどの大前提があります。
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