「実の子どもに勉強を教えるのは難しい」 まあ、嘘ですね。
親子だからこそ、かなり有利に進められます。
(例)
・実の子どもだと生活面から指導できる VS 他人の子どもは親のしつけができていないと無理ゲー
・実の子どもだと親子という強固な関係がある VS 他人の子どもはゼロから関係を築かないといけない
というわけで、プロならば、実の子どもの学力を「けた違い」のレベルにできて当たり前ではないですかね。
少なくとも担当科目については。
つまり、もしプロのお子さんの学力が大したことがなければ、そのプロは無能かお子さんへの愛情がないかのどちらかでしょう(学習障害、グレーゾーンみたいな特段の事情がない限り)。
…仕事が忙しいって?
365日、朝から晩まで仕事ならば話は別ですが…。
わたし、教えていた中学数学などならば、片手間でも、「中3の7月から勉強をはじめて偏差値70超」にできますけどね。
いくつかの模試の偏差値と何問か解かせるだけで、どこの理解が弱いのか、どこをどうやって強化しないといけないのか、そのためにはどういう問題をどのように解かせればいいのかなどが、一瞬でわかりますから。
(言い方はよくないですが)プロならば子どもをコントロールする術には長けているので(※)、余裕で勉強させられますし。
※本人のやる気を引き出すことができるかどうかもプロの腕次第です。もちろん、無理ゲーもあります。娘はバンゲリングベイ並みの難易度だった 笑
・現状の問題点と対策(何をすれば学力があがるのか)がすぐにわかる
・実の子どもならば、それを実行するのも造作ない(他人の子どもの場合、親が、「忙しくて、やってませんでした!」となりがち。やらなければ学力はあがりませんよねー)
それさえできない、仕事が忙しい、というのであれば、お子さんへの愛情がないのではないか、と疑います。
ついでに、「遊んでいたのに短期間の勉強で難関大に合格した」みたいに書いているかたたちで、お子さんの学力がけた違いになっていなければウソです。見栄をはりたいだけなのでしょう。
ご自身で編み出した勉強法を子どもに使えば、けた違いの学力にするのも造作ないはずですからね。
…プロが、「親子だからこそ、教えられないよねー 親子で教えるのって難しいよね!」と言っているのは、「大金をもらっているあなたのお子さんよりも、実の子どものほうが学力が高いんだよね!」と言えないだけだと察してあげてください。
あと、「子どもの学力があがらないのは、やっぱり、わたしが悪いからなんだ!!!」と自分を責めるかたたちへの慰めだと察してあげてください。
というわけで、プロを雇うとき、学歴(高学歴だからといって学力をあげられるとは限りません)、指導歴(無能先生でも長く続けているだけで実績ができます)なんてどうでもよいものを見るのではなく、「実の子どもの学歴と、子どもに指導したかどうか」を聞くといいのではないか、と思います。
ちなみに、一般的に年齢が下がれば下がるほど学力をあげるのは難しくなります。教えかた以外に指導力なども必要になりますから。で、予備校講師はわかりやすく講義するのは上手ですが、学力をあげられるかどうかは別の話です。
・わかりやすい講義 → 本人にやる気がないと学力はあがらない
・指導力がある → 子どもをコントロールして、勉強に向けていく(←予備校では求められていない。つまり、予備校講師にはコレがあるとは限らない)
というわけで、この話は小中向けのプロの話ですが…。
でもまあ、カリスマといわれているのならば、ご自身のお子さんはけた違いの学力にすべきですよね!
ついでに――。 すぐに「地頭」と言い出すプロがいますよね。 無能なのでしょうね。 発達障害を疑われたほど成長が遅かった(←最近、成長が追いついてきたかも)、しかも小4という非力なパワーでも、「遊びながら女子御三家に到達」なわけですから、少なくとも新御三家レベルには地頭はそんなに必要ないですよね。
「ご自身の無能さを子どもに責任転嫁すんなつーの!」といつも思います。
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