小1の文章題。
年長の娘のために自作しました。
(A)Aくんはりんご5個もらった。その後、3個食べた。いくつ残っている?
(B)Aくんは、りんごをたくさん持っている。8個食べたあと、5個をもらった。Aくんはりんご、いくつ減った?(いくつ増えた?)
(C)AくんとBくんは同じ数のりんごを持っている。Aくんはりんごを5個もらい、Bくんはりんご3個食べた。AくんとBくんのりんごの数はいくつちがう?
こういう問題集があれば、レビューはつぎのような感じですかね。
・文章がややこしいだけの問題ばかり!
・低年齢のうちは、パズル・思考力系の問題をさせるべきだ! 受験算数は悪だ!
・(B)を立式すると「-8+5」なので、公文式で中学数学(正負の数)を勉強させるべきだ!
・イラストがないので、つまらない!
・りんご、りんご、りんご、りんご…って、うるせーよ!
どうなんでしょうね。
さて、なぜこの問題を自作したのか?
娘に、つるかめ算の弁償算(基本)を教えたときに、ひっかかったためです(※)。
※つるかめ算は、「もしぜんぶが鶴ならば」で教えています。
娘にも数直線を教えていたのですんなり理解できると思っていたのですが、「これはダメそうだな」「ついでに未知数にすこし慣れさせるか(未知数は使わないですが、訓練になります)」で、自作した次第です。
で、こういうのをちょくちょく教えているので、算数の思考力がみるみる上がっているのではないか、と思っています。
というわけで、4年の学習をするうえで必要な概念を身につけさせるための問題を酷評して、「この勉強、一体何につながるの???」というものを高評価する親も多いよなー、と思う今日この頃です。
…こんな感じで算数はかんたんに見えていろいろあるので、「低年齢のうちは計算と漢字!」「計算は公文でもやらせとけ」なのかもしれないですね。ほとんどの親は、それくらいしかできないわけですから。
で、「計算と漢字くらいしか教えられない → 低学年のときは計算と漢字をしないといけない! → 先取り学習は悪だ!」と勘違いしているかたたちが続出というとこでしょうか。
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