幼稚園児や低学年の子どもに、予習シリーズ4年・5年で算数を教えて、「遊びながらトップ層を追い抜くぞ!」と書いていますが、「何が何でも難関中!」「これが中学受験には必須だ!」「トップ層は予習シリーズで先取り学習!」などと、全く考えていません。
子どもに対しては、球技、釣り、ボディーボードなどを教えているのと同じ感覚です。
遊びだと怒る機会がないので、勉強は親子の絆を強くするうえで、わたしにとっては必須です。
それに加えて低年齢の子どもに高度な内容を習得させることに興味があるので、それゆえの予習シリーズ、それにトップ層という目標です。
というわけで、中学受験をしない選択肢も考えています。その場合、どのようなプランがあるのか?
(プランA)「子どものうちは、のびのび!!! 勉強させるなんて論外!!! 小学校の内容で十分だ!!! 塾なんて通わせずに小学校の先生を信じろ!!!
「小学校の先生の教えかたがクソで、積み木がうまく積まれていなくて、本人がいくらやる気になっても、もう偏差値60を超えることはできないであろう中学生(※)」を、たくさん見てきたので、このプランはありえません。
※素晴らしい先生と出会って、壁をぶち破る可能性はありますが…。宝くじが当たるかもしれないからといって、会社を辞めろ、と言えます?
(プランB)教科書レベルはしっかり習得させて、学習の習慣をつけば、あとは自由にする。
教科書レベルはしっかり習得させて学習習慣をつけていれば、中学生からの通塾でも公立のトップ校、偏差値が高い私立高校を狙えると思います。
つまり、医歯薬ではない限り、高校受験からでも十分間に合うと思います。
このプランにしようかな、と、迷ったこともありますが、教科書レベルだと厳しくできませんからね。
というより、教科書レベルの算数はすでにほぼ終わってしまいましたし。
(プランC)「算数検定(小学校)→数学検定(中学校)」という教科書レベルの先取り学習、国語は漢字検定を無理なく進める。
まずは、漢字検定。
漢字は使わないと忘れます。
また、漢字だけ覚えても意味がない、すなわち、熟語などの使いかたも覚えないと役に立たないので、漢字の勉強は国語の読解と一緒に覚えさせたほうがいいと思っています。
つぎに、算数検定・数学検定。
わたし自身、数学はそれなりにできますが、中学受験の算数を勉強していなかったので、「不自由さ」を感じています(※)。
わたしよりも数学をできるようにしたいので、受験算数は勉強させたいと思っています。
※たとえば、変数を使わないほうが簡単に解ける問題でも、わたしはすぐに変数を使ってしまいます。15歳だとかまでに築かれたものは、大きくなってからだと、なかなか修正できないようです。
というわけで、このプランはなし。
(プランD)中学受験の勉強のあとに、数学検定などの教科書レベルの勉強。
中学受験は特殊といわれていますが、高校受験の過去問と比べると、特殊なのは算数だけだとわかります。特に国語は、大学入試と同じベクトルですし。
だから、算数以外の中学受験の勉強は、実のところ、高校入試の先取り学習と同義です。
で、前述の通り、数学だけだとわたしは不自由さを感じたので、中学受験の算数の勉強はさせたいと考えています。
というわけで、中学受験を回避しても、結局、中学受験の勉強をさせるわ、ということで、今、中学受験の勉強をさせています。で、中高一貫校には1ミリも執着がないので、「ピークを小6に持ってきたほうがいいんじゃないの?」みたいなことも一切興味がありません。受験算数が終われば、ピークとか考えずに、数学の勉強をはじめると思います。
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