同じ「中学数学」でも難易度がまったくちがいます。
※めちゃくちゃ適当な図です。
適切な指導ができるひとがいれば、の話ですが、「難易度」を「(そのレベルに至るまでの)勉強時間」と置き換えることもできます。
つまり、「中3の夏から」みたいなギリギリから勉強をはじめると、時間が足りず、つぎのようなことが起こりかねないわけですね。
Aくんは偏差値60まではあっという間だった(←勉強時間はそれほど必要ないため)。でも、その先の偏差値65の壁を乗り越えるのに時間が足りず受験を迎えてしまい偏差値63で受験。本当は偏差値70レベルに到達できたのに。
「はやくから勉強をはじめる=時間はたっぷりある」です。
これがどれだけ有利なのか、上図を意識すればわかるのではないでしょうか。
もちろん、適切な指導ができるひとがいれば、の話ですが。
というわけで、先取り学習を否定するプロは無能。
こんなことさえわからないわけですからね。
で、なんでもかんでも「地頭」と言うのでしょうな。
もちろん、わたしが塾講師で経営を考えているのならば、「先取り学習はダメ」と言いますけどね。カリキュラムから逸脱されると管理が難しくなりますから。
ちなみに、指導者に腕があれば難易度を引き下げることもできます。
算数で例をあげると、腕がある指導者ならば小2か小3の教科書レベルを本当に理解させることができるので、小6の「1、2、3、6、7、8、9、10、11、12、13、16、17、18…の378は何番目か」も瞬殺できる、みたいな感じですかね。
ついでに書くと、上図を意識していれば、最難関レベルの話…つまり、偏差値70以上の難易度の話をしているのに、「公文で高進度だから有利!」みたいなことは思わなくなるのではないでしょうか。
もっとも、「(最難関レベルだと)公文レベルは瞬殺するよ」と言っても理解できないひとたちもいるようですが…。
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