「先取りすると小学校の授業がつまらなくなる」
よく言われていますが…。
先取りしていなくても、授業がつまらないと感じている子どもはたくさんいます。
というより、先取りさえしなければ、みんな、目を輝かせて授業を受けるとか本気で思っているのですかね 笑
それに、高校受験のときに塾に通うと「中学校の授業がつまらなくなる」になりますし、かといって塾に通わせないと、たいていの子どもは偏差値が低くなります。
この辺はどのように考えているのか、謎です。
で、中学受験を考えているひとだと、「チラッとでもいいので、小学校の教科書と塾のテキストを見比べてみてよー」と言いたくなります。
たとえば、算数。
・小学校の小5 → 分数の通分など
・中学受験の小5 → 売買損益、食塩水、比を使う図形、旅人算など。基本レベルでも中学数学と同じ難易度の問題もある
スキーでたとえるなら、小学校は「スキーのブーツをはいて雪の上で立てるかな? ワクワクどきどきのチャレンジ!」。
一方、中学受験は、偏差値50あたりの子どもも「パラレルを徹底的に練習!」。
中学受験をする子どものたいはんは「うわー 雪だ!」で感動できるはずはありません。
というわけで、中学受験を考えているのに「先取りすると小学校の授業はつまらなくなる」は、おかしいです。
中学受験そのものが、数年の飛び級・先取り学習みたいなものですから。
で、わたしは「どうせ授業はつまらなくなるから、ガンガンに先取り派」です。
とはいえ、子どもたち2人とも、授業も楽しいそうですが。
ちなみに、小学校の授業を若干ディスっていますが、医歯薬でなければ「中学生から勝負」でも十分に間に合うと思います。ただ、小学生で学習する内容に穴があるとかなり苦労するので、基本はしっかりおさえておくべきだと思います。
↓さまざまな受験のブログを読めます。
にほんブログ村
・中学受験に関する情報は、中学受験から攻略にもまとめています。