一見、ケアレスミス。しかし、中学受験では放置すると危ないミス

算数の指導法・学習法

小3の息子、つぎのようなミスを、ひんぱんにします。

・不正解!
・解説なし。「もう一回解いて」だけで正解

一例をあげると、以下。

わたし:「試験と思って、しっかりと解いて!」
息子:「わかった!!!」
しかし、不正解。その後、解きなおしさせると――。
息子:「あ、80か! 8と思ってた!」

問題文の読み間違い、そもそも読んでいない…そういうミスです。

前回の浜学園の公開学力テストでいうと、大問4。
正答率が高くて息子も解けるはずですが、全問、不正解でした。

ふつうは「ケアレスミスだね。どんまい! つぎ、がんばろう!」と思いますが、「ヤバいな」と思うのは、つぎの2点!

・正答率が高い問題を落とす
・高学年でもこの手のミスをする子どもがいるらしい(ほかのブログで見かけます)

つまり、「高学年までに何とかしないと、不合格になりかねない! 高校受験までには自然になおると思うけど、息子の場合は中学受験までには間に合わないのではないか…」と危惧しているわけです。

このためなのかどうかはわかりませんが、中学受験でも見直しや検算の重要性も説かれているようです。
見直しや検算は大切だとは思いますが――。

本を書いていると誤字脱字で叩かれることがありますが、書き手は「思い込み」「無意識で読み飛ばす」で、なかなか間違いを見つけられません。 だから、編集者がいて校正もいます。
つまり、プロでさえ、3重のチェック体制なわけです。

それだけ、間違いを見つけるのは難しい!(特に自分の間違いは!)

ましてや、小学生。
小学生相手だと、見直しや検算は根本的な解決につながらない…というよりも、その前にすべきことがあるのでは、と思っています。

※念のために、見直しや検算をを軽視しているわけではありませんので、あしからず。

では、何をすべきなのか?
今まさしく手探りで試行錯誤しているところです。

で、このミスは、以下の3つ…特に1つ目が重要ではないか、と考えています。-

・正解に対する執着のなさ(なぜ勉強しているのか、誰のために勉強しているのか、などの欠如)
・(小学生の場合は)経験不足
・レベルが足りない

というわけで、今は以下をしています。

・演習前は、「問題文をしっかりと読んで!」「絶対に正解させて!」などと言う
・演習後に、この手のミスがあれば「1問の不正解で、人生が変わることもある」などと言う
・見直しや検算ではなく、「一発で正解させる」ほうに時間を割いている

これで、簡単な問題のミスは、かなりなくなりました。

先ほどでいうと、大問1、大問2の(5)までですね。ミスはゼロです。

ちなみに、高学歴らしきひとのブログに「満点を取るために、15分くらいで全問解いて、残りの時間は見直し」みたいにありました。
トップ層はそういう世界なのだろうと思いつつ、やはり見直しは難しいものなんだな、と思いました。
トップレベルのかたが、時間の大半を見直しに割り振っているわけですので(そこまでしないとミスはなくせない)。

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