算数のミスやケアレスミスが酷い!
小5の息子、ずっと以下が続いていました。
・問題を解かせると、1回目はボロボロ
・丸付けしただけで解説なし。それで、もう一回解かせるとほとんど正解
なぜこのようになるのか、いろいろと考えてさまざまなことをしてきて、多少効果はありましたが、根本的な解決はできませんでした。
が、今はミスやケアレスミスが激減!!!
何が原因で、どういう対策を立てたのでしょうか。
ミスやケアレスミスの原因はやる気!
結論を書くと、ミスやケアレスミスの原因は本人のやる気でした。
ミスやケアレスミスが酷いときも、「中学受験する!」と言っていましたが、口だけだったのでしょうね。
ちなみに、息子の場合は健康面で問題があるので、集中できずにミスやケアレスミスを連発というのもあります。今でもミスやケアレスミスを連発するときがありますが、たいてい、「(体調面で問題があって)その前の日の夜に眠れず睡眠不足だった」です(毎日必ず21時~21時30分に寝かせますが、深夜に起きてくることもよくあります)。
もちろん、これについては親塾をはじめたあたりから把握しています。で、大人みたいに自分の体調をすらすら言える、管理できるような年齢ではないので、わたしが管理しています(顔色やあくびの回数を見て勉強をどうするのかなどを判断しています)。
ま、健康面の問題は仕方がないですね。
誰にでもハンディキャップはありますしね。
「健康で、かつ、腕が良いプロの家庭教師をガンガンに雇えるほどの資金力がある」みたいに一見恵まれている家庭でも、実は「両親が不仲で家庭環境が良くない。勉強に集中できない」のようなこともあるでしょうしね。
娘の不可解なミスもやる気が原因だった!
小3の娘は、確か小1くらいまで「奇数番号の問題だけ不正解」のような不可解なミスをしていました。
「なぜこのようなミスをするのだろう。指導法に問題があるのかもしれない」とずっと考えていろいろな工夫をしてきましたが、後になって娘が、「やる気がなかった」と言っていました 笑
その後も娘は中学受験をする意志がない、というより勉強そのもののやる気がないのでしょう。
普段の演習ではミスします。
が、模試や入試問題はドヤれるので、「過去問を解きたい!」「模試を受けにいきたい!」とやる気を出します。で、解かせると、もしくは模試を受けさせると、毎回、ほぼノーミスです。
娘の場合も、ミスやケアレスミスは「やる気」とつながっていたわけですね。
「自走」を目標としているので自然に解決する問題だった!
子どもと関われて、しかも共に成長できる貴重な機会なので親塾をしています。で、どうせ教えるのならば偏差値をガンガンにあげようと考えています。
が、これはわたしの気持ち。
子どもたちの将来を考えると、今、ガンガンに偏差値をあげて成績を良くするよりも、自分で勉強するようにしたほうがいいのではないか、と考えています。
つまり、子どもの「自走」を目指したほうがいいのではないか、と考えたわけですね。
(×)わたしの指導力で成績を引き上げる!
(×)塾の仕掛けで成績を引き上げる!(例:ひんぱんなクラス昇降)
(×)友達に感化されて勉強する!
(〇)子どもが自分で自分の将来を考えて勉強する!(通塾したとしても塾は1つのツールにすぎないと考えられるようになる)
自走するには、やる気が必須です。
つまり、ミスやケアレスミスは自走を目指していれば自然に解消する問題だったわけですね。
実際、自走しはじめている今になってミスやケアレスミスが激減したわけですしね(娘はまだまだですが、だんだん自走しはじめています)。
自走させるために低学年のべったりから、ゆっくり手を離す!
低学年の子どもに「自分で勉強しろ」は酷です。「親がべったり」で然るべきだと思います。
が、いつまで経ってもべったりは良くない、子どもの成長にあわせて、ゆっくり手を離していくことが肝要ではないか、と考えています。
で、今、息子は小5、娘は小3です。
娘はまだ手を離しはじめるのは早いかな、と思いましたが、早熟ですからね。
息子、娘ともに、まずは理社の教科書ドリルみたいな「自分でもできるじゃん」から独学させています。算数も丸付けは自分でさせて、解説もできるだけ自分で読ませるようにしています。ただ後者はまだ難しいところもあるので、後で教えますけどね。
中学受験の合格だけを考えると効率・効果はかなり悪いですが、中学受験は通過点の1つに過ぎない、というより受験そのものが通過点に過ぎないので、子どもが自走すれば受験で失敗してもいいんじゃないの、と考えています。
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