物語文がかなり弱い
小4の息子に模試の過去問を解かせてみました。
結果は以下。
・小5の模試(4月) → 偏差値53
・小4の模試(4月) → 偏差値45!
※平均点からの推測
小5の模試。
漢字や文法での失点がかなり多かったので、この辺をおさえていたら偏差値50後半になったかな、と思います。
計画のうちなので、ここは心配していません。
しかし、物語文!
かんたんな問題を含めて、半分以上は落としていました。
小4の模試。
別の塾の模試で、物語文のみ。
ボロボロでした。
他の中学受験ブログのおかげで「息子は物語文で苦労するかもしれない」と予測できていたので驚きは少ないですが、そういうブログには「対策」が書かれていません。
国語は妻が担当者なので(わたしも教えています)、妻と話して「原因」と「対策」を練りました。おおよその原因は推測できましたし、対策も考えましたが、実際に子どもたちの状況を見てみることにしました。
一緒に物語文を読むことで何が原因なのかがわかる!
子どもたちと一緒に小説(高学年対象)を読んでみました。
「おめえらも、この話を聞きたいのか~(長いセリフ)~」
「太郎、その辺にしときな~(省略)~」
一瞬で問題点を3つ発見!
・誰のセリフなのかを決めつけていた
前者のセリフ、後に続くセリフにある「太郎」で誰のセリフなのかわかるようになっていますが、息子はセリフの口調だけで「これは五郎だ!」と言っていました。
セリフが長くて気がつきにくいうえに、五郎という決めつけがあったわけですね。
…低学年に向けた小説だと、「~と太郎が言った」みたいに書かれています。しかし、対象年齢があがればあがるほどいちいち書かれていることはなく省略されます。きちんと読む習慣をつけておくことが肝要ですね。
・シーンを想像できていない
「おめえら」だけで、誰かが複数人に対して話しているのが想像できます。
で、後者のセリフで、「2人 VS 複数人」の構図になりますが、想像できていませんでした。
・うんちくのセリフを要約できない
うんちくの長いセリフがあったので要約させましたが、できませんでした。
「要するに」ができないと全体の流れをつかみにくいと思います。
対処法はかんたん!でも多大な手間暇がかかる…
これらの対処はかんたんです。1文ずつ確認していくだけです。
しかし手間暇がかかるのでやりたくありません…。
教えている間、仕事ができませんので…。
が、ここで頑張ればあとは自分で勝手に勉強するようになるので、やらざるを得ないと考えています。