国語の春休みの学習内容
『予習シリーズの基本演習問題集(5年上)』の第9回が終わりました。
ざっくりと、今までの正答率です。
・小2の娘 → 6~9割
・小4の息子 → 8~9割
小2の娘はコケることがありましたが、その原因は2つです。
1つ目は、心の成長です。
小2の娘はつい最近まで小1だっただけに、心情などが理解できないときがあります。
一方、小4の息子は、最近、急激に心が成長していて心情などがだいぶ理解できるようになりました。
2つ目は、語彙です。
同じ教材で同時に教えているので語彙力には差はつかないはずですが、息子のほうが語彙力があります。
その原因は以下だと思います。
1.やる気がない娘 VS コツコツと覚える息子
2.小学校の授業は小1までの娘 VS 小学校の授業は小3までの息子
3.わからない言葉があればそこで止まる娘 VS 文脈から推測する息子
上記1。
やる気がない、というより、娘は興味がないことを覚えるのがものすごく苦手です。一方、息子はコツコツと覚えるので、それで差がついているのでしょう。
上記2。
小学校の授業時間、わたしが教えたら小6で難関大学の大学受験ができるようになると思います。授業の質は極めて悪いです。
とはいえ、そんな小学校の授業でも何かを学ぶので、それが兄妹の差につながっているようです。
上記3。
模試の過去問、娘はわからない言葉が多ければ偏差値が低くなります。一方、息子は安定しています。
これは文脈から言葉の意味を推測するかしないかの差もあると思います。
この推測、語彙力にもつながっているかもしれないと感じていますが、これについてはまた今度記事にしようと思っています。
現在の国語力
馬渕教室の模試(小4の6月)を解かせました。
結果は以下です。
※平均点からの推定値。100点満点
・小2の娘:偏差値50(素点73点)
・小4の息子:偏差値55(素点83点)
偏差値はよくないのですが、内容を見ると以下です。
・語彙と文法の問題はボロボロ
・読解の問題は娘は2問間違い、息子は1問間違いとほぼ満点。2人ともよくできていた
つまり、この模試に関しては、馬渕教室に通っていれば2人とも偏差値60は超えたと思います。
なぜそう言えるのか?
・塾には「いつ、どの言葉を覚えさせるのか」の計画がある(塾によってちがう模様)。それに沿えばその塾の模試では偏差値は高くなる。が、学習効率が悪いのでやっていない。もし馬渕教室に通っていたら、覚えさせていたので、今回に限らず模試の点数はもっと良くなると思っている
要は「馬渕教室のカリキュラムにそっていないので、語彙などの知識問題が悪いだけ」「読解問題は解けているので偏差値60は超える」と思っているわけですね。
というわけで、語彙の問題で点を落とすのは想定内です。肝心の読解の問題が結構解けていたので、今回の模試に関しては良くできていたと思います。
塾の国語の欠点
国語は教えたことはありませんでしたが、親塾を通して塾の国語の欠点が見えてくるようになりました。
ただ、どれだけ効率的なカリキュラムを組んだとしても塾の授業だけで完結させることは難しいので、国語のセンスが乏しい子どもは家庭学習がキーだな、と思う今日この頃です。
ちなみに――。
算数のセンスがあまりないのに、算数だとやる気を見せる娘。
かつては日本語が壊滅。国語のセンスがないのに国語が好きだという息子。
微妙だな、と思いますが、苦手なものが好きだとまんべんなくできるようになるので、「まあいいかな」とも思っています。
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