中学生のとき、そんなに仲は良くなかったのですが、Aくんという同級生がいました。
中学校のテストでは、全科目、ほぼ満点。
荒れに荒れていた中学校でしたが、そんななか、Aくんは授業態度も良く、「天王寺高校(※)は確実」と言われていました。
※京大の合格者が多い公立のトップ高校です。東京でいうと、戸山高校などです。
が、下から数えたほうがはやい公立の高校に進学しました。
なぜ、その高校にしたのか?
親に家から近い高校にしろ、と言われたためだそうです。
定期代さえも出してもらえなかったのでしょうね。そういう家庭だと、「生活費はどうするんだ! 働いて家にお金を入れろ!」となるのでしょう。
「奨学金があるじゃないか」
そう言うひとたちもいますが、親に中学受験や鉄緑会、高校受験や予備校の費用を出してもらい、「親が子どもの教育費を出すのは当たり前!」「なんで、勉強させられないといけないんだ!」みたいに、のたまっている(←子ども様なので)やつらが多いなか、自分で生活費を稼いで、それだけでも大変なのに勉強もしないといけない過酷な状況。それでも、「東大・京大だ!」と意志を持ち続けることの難しさ。
結局、学歴は「親の経済力」と「親の意志」によるところが大きいよな、と思う今日この頃です。
※経済力があっても親が、「子供なんてどうでもいい」と思っている家庭もあります。経済力がなくても、「自分の老後が破綻しても子どもに教育!」という家庭もあります。
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