物語文に見られる「根拠がない」「根拠が弱い」解答や設問
入試問題の過去問や塾の教材の物語文の解答を見ると、以下が散見されます。
・根拠、弱くね? 拡大解釈してね?
・問題文に根拠ないよね?
・元ネタの小説を読んだうえでの話じゃね?
解答だけではありません。
設問にも、「問題文にはそれについて答えられるだけの根拠はない」もありました。
これらを、たとえるなら以下。
(例)「同級生の花子が消しゴムを拾ってくれたが、ぶっきらぼうな態度だった。そのときの花子の気持ちを述べよ」
→花子の描写は3行ほど。主人公との関係性がよくわからない。が、解答は、「親切+ぶっきらぼう=恋」と決めつけとも思えるもの。「花子は対人恐怖症だけど勇気を出した」ともできるよね?
コレ、国語の読解のテクニックの本を読んでいて、謎が解けました。
「物語文は行間を読む」と。
でも、どこまで行間を読んでいいのか、さじ加減、難しくね?
これを良い風にとらえると、「難関校の入試問題は紋切り型の解答を阻止するため」。
でもそうすると、採点が不平等になる可能性もありますし、採点する先生の不勉強で不正解となることもあるのではないですかね。
とはいえ、「郷に入っては郷に従え」。
国語の先生の思考パターンを読むしかないですね。
物語文の対策!
さて、子どもたち、2人とも物語文の偏差値は50~60ほどです(←適当。ふつうより少しできるという意味)。
あまり良くありません。
なぜ物語文はふつう程度にしか解けないのか?
原因は特定できています!
その原因をふまえて自作の教材を作っています。
探しましたが、良い教材はありませんでしたしね。
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