低学年の成績が意味をなさないことが一発でわかる記事

低学年からの中学受験

sapixの授業時間を記録しているブログを発見。
こういうの、非常にありがたいですねー

・4年次の376時間
・5年次の526時間
・6年次の1,011時間50分
※https://ameblo.jp/mari-miya617/entry-12345261558.html

合計、およそ2,000時間。

おおよそ、「小4:小5:小6=4:5:10」ですね。中学受験の全体を100とすれば、おおよそ、「小4:小5:小6=20:28:53」となります(四捨五入したので101となっています)。

あくまで授業時間なので自習を含めた真の勉強時間はわかりませんが、これに何倍かするのでしょうね。

さて、この授業時間からつぎのことが言えます。

低学年の成績が意味をなさない理由がわかる!

中学受験の全体を100とすれば、おおよそ、「小4:小5:小6=20:28:53」です。

小3までの勉強はどのくらいこの時間に入れられるのですかね。何の根拠もありませんが、全体の1パーセントくらいではないでしょうか。

つまり、低学年での勉強は中学受験全体でみると、1%程度しかないことになります。つまり、低学年の成績が意味をなさないわけですね

小6の夏休み前後にならないと真の実力がわからない!

中学受験の全体を100とすれば、小5が終わった段階で「48」です。残りの「53」を小6でします。つまり、授業時間から鑑みて、塾のカリキュラムに乗っかっていると、小6の夏休み前後ですかね、真の実力がわかるのは(←ものすごく適当)。

「低学年の模試で全国×位!」などと書いているひとたちがいますが、如何に意味がないのかわかるのではないでしょうか。

先取り学習の難易度がわかる

「小1が小4の先取り学習をした」と「小5が小6の先取り学習をした」では、前者は3学年の飛び級。後者は1学年の飛び級なので、前者のほうがスゴイと思うかもしれませんが、以下です。

・小1が小4の先取り学習 → 中学受験の全体を100とすれば、20(小4で学習する分)を習得した
・小5が小6の先取り学習 → 中学受験の全体を100とすれば、53(小6で学習する分)を習得した

後者のほうが難易度が高いわけですね。

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