塾なしで中学受験!算数と国語の長期計画
親塾をはじめた当初に長期計画を立てました。
確か以下のような感じだったと思います(※)。
※昔の記事を見ればわかるのですが、面倒なもので。
<息子の算数、数学、国語の長期計画>
・小2 → 手を広げると長時間の勉強になるため、算数のみ
・小3 → 国語もはじめる。しかし、メーンは算数
・小4 → 心の成長が追いつくと思われるので、ここで国語を本格化。算数と国語
・小5 → 小4の状況を見て判断
・小6 → 中学受験するならば、中学受験に集中
大枠は、長期計画の通りに進んでいます。
<息子の算数、数学、国語の実際>
・小2 → 算数に絞る。ただ、国語があまりに酷かったので国語も少し学習
・小3 → 国語をはじめる予定だったにも関わらず、算数が中心。予定にはなかった中学数学も少し勉強する
・小4 → 国語を本格化。算数と国語。ただ、国語は予定よりも学習時間は少なく、予定にはなかった中学数学も少し学習
小5から算数と国語をどうするのかの決断!
小4が終わり、その先どうするのかの決断に迫られました。
中学受験するかどうか息子に再確認したところ、「する!」。ふつうなら中学受験の勉強に集中するのでしょうが、中学受験でもっとも時間がかかるとされている算数が、「小4の時点で女子御三家の過去問で合格点」。時間が余ると思います。たぶん。
そこで、小5では高校数学をしようと考えています。
・小5 → 高校数学、算数(さらなる難問を解けるようにする)、国語
・小6 → 算数と国語のみ
ただ、高校数学はやらずにその時間を友達や家族での遊びにまわすかもしれません。「中学生になって手が付けられなくなる前に高校数学」と考えていましたが、そういう風にならなさそうですし。
理社の学習は小4から?それとも小5から?
そんな感じで算数(数学)と国語に時間を割いてきました。その背後にあるのは、「理社は小5からでも間に合う」という考え。
中学受験の理科を教えていたこともあるので理科については何の不安もないのですが、問題は社会。いまいち「距離感」がわからず、「小4の夏あたりからはじめたほうがいいかな」「いや、やはり小5スタートでも間に合う」などと迷っていました。
で、最終的には、以下にしました。
小4 → 「独学の練習」という形で理科の学習をはじめる。独学は順調だったものの、小5が近づいてきたので介入。具体的には暗記カードだけはわたしが作成。
「将来役立つであろう独学の練習」「理科を少しすることで、社会の時間を確保する」と一石二鳥を狙ったわけですね。
て、息子は小5になりました。
塾なしの3つの方向性
理社の学習に限った話ではありませんが、塾なしで中学受験する場合、以下のような方向性が考えられます。
1.大手塾のカリキュラム通りに進める
2.大手塾のカリキュラムをいじる
3.独自カリキュラム
上記1。
四谷大塚の予習シリーズのページにカリキュラムがあるので、それを参考に理社を進めることもできます。ただ、大手塾と全く同じようにすると、つぎのようになります。
<通常>
・1~2時間ほど授業。つぎの授業までに宿題として暗記と演習
・つぎの授業では小テストからはじめて~(省略)~
正直、理社で1~2時間も授業をする必要ないと考えています(読んだらわかるものもたくさんあります)。また冗長なのが気になります(←集団授業なので、そうならざるを得ない)。
一方、上記2や3だと、たとえば、つぎのようにできます。
<圧縮>
・基本を一気に解説(わかりにくいところを中心)
・早々に暗記させる(暗記のとき、よくわからないところがあれば、わたしに聞く)
・基本問題をまとめて解かせる
・基本が固まれば、つぎは応用を一気に教える~(省略)~
さて、上記1~3のうち、どれがいいのでしょうか。
塾のカリキュラム通りにすると確実ですが、やはり無駄に時間がかかることが気になります。時間がとられる分だけ遊べなくなりますからね。
というわけで、遊びの時間を確保するべく、理社ともに上記2、3でいくことにしました。
小5からの理科は圧縮学習
理科については、スピードをあげて以下のようにすることにしました。
ちなみに、単に市販の教材と塾の教材を併用しているだけのように見えると思いますが、実際はかなり圧縮しているため、ハードだと思います。が、息子は理科好きなので乗り越えられるでしょう!
<独学の練習(すでに以下はほとんど学習済み)>
・塾のテキスト(小4)で学習
<STEP1>
・市販の中学入試の問題集で基本を固めつつ(小6までの全範囲)、塾のテキスト(小4)で演習
・四谷大塚の偏差値50未満の中学校の入試問題で演習
<STEP2>
・塾のテキスト(小5、小6)で学習
・塾のテキスト(小5、小6)で演習
・四谷大塚の偏差値50~60の中学校の入試問題で演習
<STEP3>
・ほかの塾のテキストや問題集、市販の問題集などを使って土台をさらに固める(何を使うのかは未定)
・四谷大塚の偏差値60以上の対策をする
で、時期は以下を考えています。
・4月中旬(現時点)~6月末→ STEP1
・7月~10月 → STEP2
・11月~1月 → STEP3
というわけで、理科は大手塾よりも先取りになると思います。到達度も塾よりも高くなると思います。
小3の娘も理科の勉強をはじめる!
娘は小3。息子の真似をしたい、というより、兄が理科を勉強していたら、「理科をしたい!」となるので理科もはじめることにしました。ただ、理科を学習する必要は一切ないので、「本人が望むときだけ」にしました。
で、具体的な学習内容ですが、中学受験の内容は小4からです。娘は小3になったばかりなので、まずは小学校にて小3で学習する内容をザッと学習させます。その後は、基本だけにしようと思っています。
・教科書ドリルで、小3の内容をザッと学習
・市販の中学入試の問題集で基本を固める(小6までの全範囲)
ちなみに、わたしの手間暇がかかるので、電気、テコなどは息子と同時に教える予定です(実際、オームの法則と合成抵抗は教えました)。
小5からの社会は大手塾のカリキュラム通りに学習
社会は四谷大塚の予習シリーズのページにあるカリキュラムを参考にして進めようと考えています。
<予習シリーズの進度>
・小5の7月中旬までは地理
・夏休みは不明
・9月~1月まで日本史
・小6から公民
ただ、進め方は大手塾とはちがって、塾のテキストの前に基礎固めをします。
<STEP1>
・教科書ドリル(小3・小4)でザッと復習
<STEP2>
・市販の問題集で地理の基礎を固める
・市販の地理のドリルでザッと学習
・塾の地理のテキスト(小5)で少し難しいことをする
<STEP3>
・市販の問題集で歴史の基礎を固める
・市販の歴史のドリルでザッと学習
・塾の歴史のテキスト(小5)で少し難しいことをする
社会は進度も完成度も四谷大塚と同じになると思います(とはいっても、到達点は偏差値55くらいを目安、つまり、小5の時点では深いところまでは勉強しない予定です)。
時期は四谷大塚のカリキュラムと同じです。
小3の娘も社会の勉強をはじめる!
娘はまだ小3ですが、理科と同じ理由で社会の学習をはじめようと思っています。理科と同じく、教科書ドリルからはじめます(小3と小4の内容)。また基礎固めだけにしておく予定です。
<STEP1>
・教科書ドリル(小3、小4)
<STEP2>
・市販の問題集で地理と歴史の基本を固める
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