ある本を見て、「男子御三家の立体図形攻略の足がかりになるじゃないか(※)」。
※あくまで足がかりです。
そんな感じでめちゃくちゃ下心があって、子どもたちにある遊びを勧め…ちがうな。強制しました。
が、めちゃくちゃ楽しいようで、隙間時間があったらその遊び、寝る前なのにその遊び。
ほかにも、小4の息子は漫画も自由に読めるのに、『科学のふしぎ』や図鑑などを繰り返し読んでいます(もちろん漫画も読みます)。
一方、親塾で算数、数学、国語と勉強していますが、基本的には、小4の息子は「将来のためにやらないといけない」、小2の娘は「やらされている」。
遊びのように前のめりにはなりません(※)。
※息子は理科に関しては、かなり前のめりになると思います。
「子どもに興味心があれば自ら勉強するし、『やらされている』よりも遥かに効率や効果が良いだろうな。興味心を育てないといけないよなー」
そう思いますが、実のところ、以下。
・ある遊び → 親塾で算数の思考力があがっているので、その楽しさがわかる
・科学のふしぎなど → 国語を教えているから読める(←もっと知識をつければ科学や社会の本を読み漁ることでしょう)
特に後者。
国語もそれなりに勉強していますが、歴史漫画は「よくわからない」と言って読むのをやめました。
そりゃそうですな。
歴史漫画を読んで理解できるのなら高学年の国語で偏差値50はいく――そんなレベルの読み物ですからね。国語力なく歴史漫画を読ませても単に絵を眺めているだけ、になるのではないでしょうか(※)。
※「こんなにかんたんなのに?」と思うかもしれませんが、大人にとっては当たり前の言葉、概念でも子どもにとってはワケがわかりません。実際に子どもの様子をよく見ればわかります。…と偉そうに書いていますが、実のところ、歴史漫画を読んで自分で勉強してくれないかな、という下心で書棚に歴史漫画を数冊入れていました 笑 (わたしは社会が大嫌いなので、教えるためにやりなおしたくない)
というわけで、親塾をして知識などをつけていなければ、こういうものに興味をもたなかったでしょうな。
これをたとえるなら以下。
・親塾 → 筋トレ、素振りなどの練習
・ある遊びや科学のふしぎなど → 試合
というわけで、以下だと思いますけどね。
・何も教育されていない子どものレベルでは興味をもつ範囲は極めて狭い
・興味の範囲を広げるためには、知識などをつけないといけない
(例)(何も教育していないとき) 虫取りをして生物に興味をもつ
(知識をつけて興味の範囲を広げる) 漢字の勉強。そして複眼と単眼などの知識をつけてからの虫の観察
…「低年齢の子どもに机上の勉強は害悪! 遊びの中で興味心を育てろ!」が如何に愚かなことなのかよくわかるのではないでしょうか。
※「材料を用意してはいけません!害悪です! ケーキを作りましょう!」と同じレベルのアホさ加減。
幼少のうちからそこまで興味を広げる必要があるのか、には議論の余地はあると思いますが、世界に目を向けるとお金持ちほど、ですからね。中国では「塾禁止からの闇塾」だそうですし。
↓さまざまな受験のブログを読めます。
にほんブログ村
・中学受験に関する情報は、中学受験から攻略にもまとめています。