昨日、高学年らしき女の子とその親が歩いていました。会話が聞こえてきたのですが、「×くんはなんでもできるんだよ」「アンタ、分数がわからないんだから、今度、教えてもらえば？」というもの。
ほかにも、小２の息子のクラスでは、単位がまったくできない子どももいるようです。
子ども本人の力でそうであれば「足が遅い」「球技がどうしてもできない」のような、努力うんぬんの話ではないので、仕方がないと思いますが、こういうものについては「親」「学校」なのでしょうね。
分数とか単位とか正しく教えれば、誰でもできるものですから。
本人の能力ではなく、本来は外野である親が教育熱心かどうかで残酷なまでに学力差がつくのは、小学校の授業が如何に機能していないのかの証左でもあるわけですが、それを言っても仕方がありません。
「うちはそうならないようにしないと…」
これしかできないな、と思った次第です。
ちなみに、わたし自身は残っている通知表を見る限り、小学生のとき、成績が悪かったようです（覚えていません）。
が、なんとかなりました。
まだ小学生なので、なんとかなるかもしれませんが――。
中学生で成績が悪い子どもたちを見ると、小学生のころの積み重ねができていないケースばかりでしたからね。「子どもは遊ぶべき」と言っている間に、学力においては取り返しがつかない事態になるかもしれません。
自分がなんとかなったから、と自分を基準にするのは危険だな、とも思いました。
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