「中学受験するんだよね? なんで、勉強せずにゲームしているの?」
そう声をかけると、子どもは不満げにゲームをやめて、嫌々、勉強をはじめるが、問題をのんびり解く。不正解なのにヘラヘラ。しかも、初見での不正解ではなく、同じ間違いを繰り返しているのにヘラヘラ。
そういう子どもの姿をみて、「中学受験まで、あと×日なのに!」と焦り、イライラ!
なぜ親と子どもにはこのようなギャップがあるのでしょうか。
・親は、「これを×までにしないと×(中高一貫校)には届かない!」「×に行かないと将来×(大学)の合格確率はがくんと下がる!」「将来、子どもが困る!」のような感じで先を見通せる
・子どもは何もわかっていない。何も考えていない(「ゲームをしたい!」だけ)。「中学受験をする!」も適当(←「友達が中学受験する」などと動機がかなり弱い)。
そんな我が家も、最近、小4の息子の「ヘラヘラ」にイラっとして怒りました。
思い返すに、わたしは大学受験でさえもヘラヘラしていたので(※)完全に自分を棚に上げていますが、「自分のためには能力を発揮せず、他人のために力を使うタイプ」だと思っています 笑
※リアルに家で勉強したことがありません。赤本さえも解いていませんでした 笑
おっさんのどうでもいい話は置いておいて、対策。
・親の権力を振りかざして勉強させる → そんな親にはなりたくない
・親がやさしく背中を押す → 「親はお金を出して当然!」というクズに育ちそう
・見守る → ほとんどの家庭がこれで失敗
1回あたり1ミクロンしか心を動かせなくても、以下の話をするしかないな、と思っています。
・将来の話
・世界の話
・「今の生活は親の力によるもの。勉強しないと同じ生活を送れない」「海や清流に遊びに行けるのがスタンダードではない。ご飯さえも食べさせてもらっていない家庭もある」みたいな話
あとはタイミングを見計らって通塾ですね。
ただ塾に通うと寝るのが遅くなるので、小6ですかね。
「子どもなので、中学受験の実感がわかなくてヘラヘラしても仕方がない」
そうわかってはいます。
が、子どもがおっさんになってから、「やっぱりお父さんの言っていたことが正しかったよ…。生活が苦しい…。あの頃に戻って頑張りたい…」といわれても困るので、イラっとしながらも親塾ですな。
ちなみに――。
優秀児でもヘラヘラしている様子が書かれている記事を読むと、「うちだけではないんだ」と安心します。
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