小2の息子の分析(算数)

記録(1年目)

1.「×で割ると1余り、×で割ると3余る2けたの数のうち最大の数は?」(割り算、倍数、等差数列)

小2の息子、こういう算数的な思考力が必要な問題は解けます。
算数的な思考力はグングン成長しているので、予習シリーズ5年の基本問題ではつまづくことはないと思います。

2.「A君とB君はカードを持っています。2人のカードの合計は×枚で、A君のカードはB君より多く、A君はカードをB君に渡したら~(省略)~」(加法・減法のみなので算数的な思考力は不要。が、問題文がややこしい。国語的な問題)
3.「(問題文を入力するのが面倒なので割愛)」(算数的な思考力が必要。しかも問題文が長くてややこしい)

が、上記2のような問題は、解くのがものすごく遅い、もしくは解けません。試しに最レベの小2の最高レベルの文章題を解かせたら、解けませんでしたし。

上記3は解けないのですが、問題文の意味を説明すると「そういうことか!」と解けるようになります。

4.「A、B、C、Dの長さを比べたところ、AはCより短く~」(条件整理。論理力が必要)

上記4のような予習シリーズ4年にある条件整理の問題はなんなく解いていました。

が、「たまたま相性がいい問題だったのかもしれない。問題文の文意を読み取れないわけなので、論理力が育っていないのかも」と思って、論理力を鍛える問題集を買い足しました。

でも、腑に落ちませんでした。

そこで、「現学年の国語の力はどうなのだろう」と思って、小2の模試の過去問をさせた次第です(先日、記事にしました)。

で、謎が氷解。
国語の力が皆無でした。論理力の問題集、不要だったかもしれませんね。

というわけで、算数の勉強時間を削って、とりあえず論理国語をさせていこうと思ったわけです。

あとは遊びの時間は、読書に制限!

…読書といっても、ドラゴンボールですけどね 笑

ちなみに――。

低学年のうちは四則演算だけで問題を作成しないといけないので上記2が占める割合が高くて、学年があがるにつれて上記1にシフトしていくのでしょうね。
で、上記2は当たり前になって、上記3になっていくのだろうな、と。

で、よく「早期教育しても中学年以降に失速していく」「算数の成績優秀な女子は高学年になると男子に抜かれる」「難関女子中の算数はそれほど難しくない」という文を見かけますが、以下かもしれないな、と思いました。

・中学年まで:上記2が占める割合が高いので文系の子が有利! 早期教育は読書など国語の読解力を鍛えるのが中心のようなので偏差値が高い!
・高学年:上記1、3が中心になるので理系の子が有利!

まだ算数の全体像を把握していないので、本当のところはわかりませんが。あくまで、おっさんの妄想ということで。

ちなみに、年長の娘は息子とは真逆、すなわち算数的な思考力が皆無っぽいです。

予習シリーズを使ってはいますが、そのままだと先に進めないので、自作の問題を解かせたり、別の問題集をさせたりして鍛えながら進めています。

勉強は3か月くらい後に一気にのびるといいますが、娘にも算数的な思考力の成長期が来るのかなー

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