小2の息子は「漢字を書かせて覚える」で、うまくいきました。
漢字コレクターなので、楽です。
一方、年長の娘。
娘の根底にあるのは「面倒」。
・考えるのが面倒 → 予習シリーズ(算数)で勉強しているとき、算数の問題を考えたくないので、「コレ、覚えていない漢字だ!」と嬉々として漢字字典で書き順のチェック、漢字の書き取りをはじめる。ちなみに、熱心に勉強しているように思えますが、サボるための口実です。ゆーーーっくり調べて、3回ほどゆーーーっくり漢字を書いて、「覚えた!」。
・書くのが面倒 → 算数の図などを書かない、できないのに暗算しようとする。漢字の書き取りも、3回も書けば「覚えた!」という(そして覚えていない)
・とにかく面倒 → おだてて、やさしくヒントを出さないと解かない
「誰に似たんだ???」と思いましたが、わたしですね 笑
で、予習シリーズの漢字は読めればいいので現状のままで問題はありませんが、困るのは小1の漢字。
というわけで、地道に娘の「やる気」を引き出そうと思っています。
まずは、自覚させました。
具体的には、「いつも漢字をノートに書いて覚えているじゃん。なのに、なんで書けないの?」と聞いてみました。
やはり適当に書くだけで、覚えていなかったとのことでした。
ちなみに、前なら、こういうことを聞くだけで娘はブチ切れていましたが、父娘バトルを経て、だいぶん、素直になりました。
つぎに、「大人になって、漢字を書けないと困るよ?」と、なぜ漢字を覚えないといけないのかを説明しました。
ただ、1回言っただけで、わかる子どもなんていません。
お出かけするたびに、「ほら、あの看板に漢字あるじゃん。あれが読めないと、どんな店かわからないよね? 美味しいもの食べれないじゃん」などと、地道に言っていこうと思っています。
テクニックで、子どもは変わるの?
ネットサーフィンしていると「子どもが漢字をいくら書いても覚えないって? それは視覚優位者だから! 視覚優位者にはこうやって覚えさせろ!」みたいな記事を見かけます。
効果はあると思います。
でも、こういうテクニックは「枝葉」であって「幹」ではない、そして幹は「本人の自覚、やる気」だと、わたしは考えています。
まるでテクニックがすべてを解決するかのような記事は、あまり好きではありませんが、そういう記事だとアクセスを集められるのですよねー
「偏差値90の東大生がこっそり教える、記憶の秘術~子どもの認知特性を考えていないから覚えられない!」
「やる気がないから覚えられない。地道にコツコツ努力して、子どものやる気を引き出しなさい」
…(認知特性のネタが世間にとって新しければ)前者の本はバカ売れ、後者の本は著名な著者ではない限り、まったく売れないと予測します!
ちなみに――。
子どもの、やる気も引き出さない。
テクニックもない、ただひたすら書かせるだけ。
懲罰的な宿題を課す(例:命令に従わなかったから、漢字の書き取り100回ね!)
無意味な宿題を課す(例:覚えていても、10回書きとり!)
それが小学校です。
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