現在使用している問題集の難易度と利用方法
本の執筆で忙しくて教える暇がなかったので、小1の娘、小3の息子ともに、とある塾の問題集(小5)を解かせていました。
塾の内情はわからないので想像ですが、この問題集、以下ではないでしょうか。
・下のクラス → テキストの解説。問題演習で塾講師のオリジナルプリントとB問題
・真ん中のクラス → テキストの解説。問題演習でB問題とC問題の半分ほど
・上のクラス → テキストの解説とB問題は速攻で終わらせる。授業ではC問題がメーン。ついでに塾講師のオリジナルプリントも解く
まずは、小3の息子。
予習シリーズ5年をはじめとして5年の範囲は結構解かせているのでC問題だけにしようと考えていましたが、穴が見つかったので、ぜんぶ解かせています。
つぎに、小1の娘。
はじめはB問題だけにしようと考えていましたが、案外解くので、ぜんぶ解かせています(ただしC問題は飛ばすこともあります)。
小3の息子の現状
文章題や割合は「日本語がわからない」ものを除けば瞬殺でしたが、数の性質、規則性はボロボロでした。
なぜボロボロだったのでしょうか。
メーンで利用していた予習シリーズは、数の性質や規則性などが弱い(※)ためだと思います。
速度はまだ解かせていませんが、そんなに苦労しないと思います。
つまり、予習シリーズで鍛えると、文章題、割合、速度などは問題がなくても、数の性質、規則性、図形、場合の数などは弱くなる可能性があると感じています。
※とある塾は最難関中を想定しての構成で、予習シリーズはそうではないだけだと思います。つまり、うちは最難関中の算数を解けるようにしたいので予習シリーズだと弱いと感じていますが、四谷大塚の偏差値50~60前半の中学校を目指しているかたであれば、予習シリーズのほうが使いやすいと感じると思います。
というわけで、「穴」を見つけて埋めるべく、この問題集をぜんぶ解かせています。
で、今は、3冊ある問題集のうち、半分ほど終わりました(一周目)。
小1の娘の現状
現在、1冊目の問題集の後半です。
・前半は、B問題はほぼ正解。C問題も解かせることにした。C問題は正解することもあった。
・C問題は、途中からボロボロ。「レベルがあっていないわ。B問題だけにしよう」と思うと、たまに正解。数問、正解することも。また、不正解でも解説したら、きちんと理解しているようなので続行する
・1冊目の後半の「文章題」は瞬殺するだろうと思っていたら、B問題でさえボロボロ。解説なしでやりなおしさせたら、正解。なぜか聞くと「きちんと考えていなかった。えへっ!」。娘は気分次第なので「わかっているかどうか」がわかりにくい
・ただ、「どの解法を使うのかわかったので解けた」「形を変えられたらわからなくなる」「土台そのものが揺らいでいるところがある」が、たまに見られた(=危ない兆候)
まとめると「微妙」。
そこで、別の塾の教材をはさみこんで、「MP」を増やす作戦にでました(※)。1日15分程度なので1回あたりの効果はかなり低いのですが、長期間続けることで「塵も積もれば山となる」を狙っています。
※RPGのMP(マジックポイント)。たとえ。MPが少ない、レベルが低いときに「イオグランテ」を覚えても使えません。それと同じで算数の思考力が足りないのに高難易度の問題を解かせても解法を丸暗記するだけで使いこなせません。
→まずは、MPから増やす! まずは、算数の思考力を向上させる!
小3の息子は、小4で難関中の算数に対応できそう
小3の息子は、小4で難関中の算数には対応できるようになると思います。
小1の娘は、正直よくわかりませんが、秋には小5の偏差値60(浜学園の公開学力テスト)にはなると思います。たぶん。