まだお子さんが小さな場合にお勧めのドリルの利用法です。 子どもは「これをすれば遊べる!→これをするのが日課」となります。たぶん。 親は「今日はできなかった」も、「学習計画通りにいかなかった」も少なくなると思います。
ドリルを買う。算数のみ、同じドリルを2冊買う
算数のみ、まったく同じドリルを2冊買います。ドリルなどの教材を電子化している場合は1冊で十分ですが、プリントアウトする際は片面印刷にします(いずれも、その理由は後述します)。
さて、ここでは以下の4冊に決めたとします。
・くもんの算数ドリル
・国語の読解ドリル
・こぐま会の問題集
・天才脳
ちなみに、うちは電子化していて、印刷にはPX-S170Tを使っています(1枚あたり1円ほどのコスト)。買ったときは「両面じゃないのかよ」と思っていましたが、この使い方だとむしろ片面のほうがいいです。
1日で解かせるドリルのページ数を計算する
1日で解かせるドリルのページ数を計算します。ページ数の計算は2つあります。
・学習計画を優先する場合
ドリルを終わらせることを優先する場合は、(ドリルのページ数)÷(日数)+(やりなおしの日数)。たとえば「ドリルは120ページ。4か月ほどで終わらせる」とすれば、やりなおしも含めて1日2ページほど」でしょうか。
・子どもの負担を優先する場合
1日の勉強時間を超えないように、と子どもの負担を優先する場合は、たとえば「勉強時間は1日あたり1時間。1時間で解けるのは×問。ドリルだと1枚」みたいに計算します。
それぞれのドリルをちぎって、1日にすべきものをホッチキスでとめる
さきほど紹介したドリルを例にあげると以下。
<1日目>
・くもんの算数ドリル1枚
・国語の読解ドリル1枚
<2日目>
・くもんの算数ドリル1枚
・国語の読解ドリル1枚
・こぐま会のドリル1枚
<3日目>
・くもんの算数ドリル2枚
・天才脳ドリル1枚
<4日目>
・こぐま会のドリル1枚
・天才脳ドリル1枚
「どのドリルを1枚目にするのか」みたいな、ドリルの順番はランダムにしたほうがいいと思います。細かいところが案外大切です。
算数の不正解の問題は、ハサミで切り取ってノートやルーズリーフにはりつける
算数の不正解の問題は、ハサミで切り取ってノートやルーズリーフにはりつけます。
市販のドリルは両面印刷です。
裏の問題が全問正解ならばいいのですが、必ずしもそうではないのでドリルを2冊購入するわけですね。
ちなみに、不正解の問題も一発で正解すればいいのですが、正解しないこともあるので不正解の問題をはりつけたノートやプリントをコピーをとります。その際、家にコピー機があれば便利ですが、コピー機は巨大で場所がかなりとられるので、今の時点ではコンビニでよいと思います。
この方法のメリット、デメリット
デメリット。
めんどくさいですな。
メリット。
子どもは「これをすれば遊べる!」から、そのうち「ドリルをしてから遊ぶ」。解き切ること(何かを終わらせること)の充実感、喜びも加われば、毎日、何かしら問題を解くのが日課になるかもしれません。たぶん。
親は毎日ホッチキスでとめたプリントを渡すだけなので、「今日はできなかった」も、「学習計画通りにいかなかった」も少なくなると思います。
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