模試の過去問と白百合中学校の入試問題の結果(国語)
※中学受験の国語の話です。
小5の息子、ここ最近、以下でした。
・とある塾の模試の過去問(小5の9月)で、偏差値40!!!(平均点からの推定値)
・白百合中学校の入試問題では、2017年は「制限時間なし。合格者平均点を少し下回る」、2018年は「制限時間なし。合格者平均点を上回る」、2019年は「ふつうに解かせて合格者平均点を上回る」。
あり得ないくらいの乱高下ですよね。
親塾をする前だと「???」だったでしょうけど、いまならその理由がわかります。
息子による国語の乱高下の原因の考察
なぜそうなったのか、小5の息子に考えさせました。
まとめると以下。
・体調(←これは仕方がない)
・入試問題だと気合が入るけど、模試だと…。
「どんな問題でも解くときに『これが解けないとヤラれる!』くらいの気合で解け!」と言っときました。
妻による国語の乱高下の原因の考察
模試の過去問は妻が解説しました。
妻曰く、「(読解の)最初の設問の難易度が高く、そこで時間がとられたのではないか。息子も時間がかかったと言っていた」。
「まずは、しっかり考えること」という方針なので、入試問題では制限時間なしで解かせることが多かったわけですが、その弊害がでてきたようですね。算数では当たり前に時間配分しているので、国語でもそうするように言っておかないといけないな、と思いました(というより、妻が具体的な方法を教えていました)。
国語で乱高下する理由を考える
わたしの分析。
※以下以外にも理由は考えられますが、割愛しています。
・速読ができていない
・馴染みのないネタだと理解に時間がかかる
前者。
文章がとにかく長い場合、ボロボロです。
速読ができないのでしょうね。
後者。
白百合中学校の2019年、制限時間内に合格者平均点を超えたわけですが、これは論説文が息子にとって得意なネタ(生き物)だったためだと思います(論説文を瞬殺して物語文に時間を割くことができた)。
ここからも、「馴染みのあるネタだと制限時間内に解けて合格者平均点を超える」のではないか、と推測できます。
…「馴染みのあるネタ」を深掘りします。
解くのに時間がかかる文章、かからない文章
息子が解くのに時間がかかった文章の一例です。
1.悪文
2.今まで解いたことがない状況や心情など
上記1。
わたしが読んでも「わかりにくいわ!」などとなる論説文があります。
そのときは時間がかなりかかります。
「あまり理解できていなくても点をとれるところはとる」「悪文でも主張をつかむ」ができないのでしょうな。
上記2。
論説文は、お勉強をしてこなかった大人だと厳しいだろうな、と思う内容のものもあります。それでも6~7割はとらないと合格できないわけですが、受験生の大半は文章の内容を真に理解しているわけではないと思います。この辺に攻略のカギがあるわけですね。
物語文はリアルで体験したことがないことでも、一度「解く→解説」をしておけばつぎからは解けるようになるとわかりました。逆をいえば、一度も読んだことがない状況や心情などであれば解けないようです。こういうのは類型化していっていずれどのような問題でも解けるようになるとは思いますが、「中学受験に間に合うのか」と思います。
国語の乱高下の対策!
時間配分など、基本的なことができていないので、そこをまずはおさえようと考えています。
それ以外にもいくつか対策を施そうと思っています。
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