国語の物語文は攻略！？つぎの課題は問題との相性（中学受験）

国語の物語文は攻略！？

３月の時点（当時小４）で、小５の息子の課題は「物語文」でした。
まあ、酷かったですね。
※国語の現時点の進捗（中学受験）

が、半年で、だいぶ点をとれるようになりました。
まだまだ足りませんけどね！

小３の娘は磨きがかかって…というより、うちでは娘を小３扱いしていません　笑

国語の成績が乱高下！

まずは、ここ最近の話。

＜四谷大塚の偏差値６１の学校の入試問題（時間制限なし）＞
・合格者平均点６１点
・小５の息子　→　６７点
・小３の娘　→　５８点

＜小５の８月の模試（過去問）＞
・小５の息子　→　偏差値５８と偏差値６２（平均点からの推測）
・小３の娘　→　偏差値６６と偏差値５８（平均点からの推測）

四谷大塚の偏差値６１といえば、難関ですよね。
時間制限なしとはいえ息子は合格点、娘は合格最低点を超えているでしょうし、別の偏差値６０ほどの中学校でも合格点を超えていたので、小５の模試では満点勝負になると思いきや…（※）。
※息子の場合、模試の素点が８割だったので、平均点との兼ね合いもあるとは思いますが…。娘の偏差値５８のほうは１００％やる気です。

これだけではありません。ほかにも国語は乱高下しています。
※国語の偏差値の乱高下（中学受験）

乱高下の原因！

乱高下の原因はいくつかあると思いますが、そのなかでも、「問題文との相性」が大きいのではないか、と思います（娘の場合はやる気に原因があることが多い　笑）。

・ある物語文のときは設定がわかるので点をとれる
・別のものでは設定がわからないので誤読して点を落とす

一例をあげると、小５の息子は、つぎの女の子のことを「お金持ち」「キャラグッズに囲まれている」をもってして「幸せ」だととっていました（ペットの骨はそれだけペットを大切にしていたと解釈）。大人にはあるあるの設定でも、小学生にはわからないことが多々あるようです。

・小学生の女の子
・お金持ち
・でも、帰宅したら家には誰もいない
・キャラグッズに依存
・お星さまになったペットの骨を持っている（ペットに依存）

とはいえ、演習量をこなせば、いろいろなパターンを習得、そのうち乱高下しなくなると考えていて、今のところ乱高下は問題視していませんが…。

点数が良くないと「あわわわ…」となってしまいますよね　笑

何より、小学生の経験があまりに乏しくて、でも中学受験までは時間がなくて、「手札」が足りなくなるとも考えられるので、「あること」をしています。何をしているのか？

課題である問題との相性への対策！

この対策として読書を主張するプロもいるようですが、プロ失格ですね。
一冊まるまる本を読む時間がどこにあるのだ、と思いますし、そもそも心情は教えないとわからないものですからね。

（例）読書だと、先ほどの「金持ちだけど不幸」の女の子の心情を「幸せ」と思ったまま読み進める
→一冊まるまる読んでも、何の進歩もない！

そこで、わたしは「脱線、雑談でいろいろなことを教える」をしています。

・「お金持ちだけど不幸の女の子」の心情を説明する
・雑談として、いろいろな家族の形を話す（「もしパパが女装しはじめたら、どう思う？　そういう家庭の子どもの心は？」みたいな話まで　笑）

ちなみに――。

こういうことを書くと、「実際に体験することが大切！」というひとがでてきます。
わたしも体験は大切だと思いますが、世のなかのパターンをぜんぶ体験することはできませんからね。
大人のわたしでも、たとえば女装が趣味の父親の家庭、ネットでしか見たことがありませんし。

まとめ！

まとめると以下です。

・小学生はあまりに知らなさすぎて国語の問題文を読めていない。経験を積む…すなわち成長を待てば何もしなくても解決する問題だが、中学受験ではその時間がない！
・対策として読書を主張するひとたちがいるが、読書だと心情がわからないままで効果はないに等しい
・体験すると本物の知識にはなるが、限界がある（というより、中学受験までにはとても体験できない）
→雑談で話す！

そんな感じで国語を教えています。

ちなみに――。

小５の息子は「日本語、壊滅！」でしたが、最近、「ひょっとして国語男子になるのではないか！？」とまで思うようになってきました。成長しています！

小３の娘は、もともと国語力が高いのに息子と同じことをしているので国語無双となる日が近いと思います。

そんな感じで国語もだいぶ見通しが立ってきたので、あとは理社ですね。今、基本をおさえていますが、その後のことも考えないといけないな、と思っています。

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