国語の現時点の進捗です。現時点での課題などもまとめました。
親塾をはじめたときの状況
息子は、日本語、壊滅。
小学校で落ちこぼれるレベルでした。
一方、娘は、昔から国語力が高かったですね。
国語にかけた時間
今年の秋あたりまで、勉強時間は1日平均1時間台。今は1日平均2時間台。
※通塾生の勉強時間は「授業時間+家庭学習の時間」。うちは親塾なのでこの時間に、通塾生でいう「授業時間」も含んでいます。
国語はそのうち2~3割だと思います。
…「国語でも飛び級を目指す!」と書きながら、「国語を教えるの、めんどくせー」となっていました 笑
現時点での到達点
模試の過去問が余っているので、いくつか解かせています。
最新のものだと以下。
<小6の2月の模試>
・平均点59.1点
・小4の息子は56点、小2の娘は72点。
※ただし、時間制限なし(現時点では解く速度は気にしていません)
漢字と語彙がとれていれば、2人とも、+12~14点なので、読解はそれなりにとれるようになってきているのではないでしょうか。
まだまだですけどね!
具体的には以下。
現時点の息子の課題
息子は論説文は安定してきたものの、物語文はまだまだ。男の子にあるあるの、ひとの気持ちがわからない!
・浜学園の小5の模試の過去問に物語文だけのものがあったのですが、なんと、偏差値30台!(平均点からの計算)
・いつもの馬渕教室の模試で足をひっぱっているのも物語文!(物語文で時間がとられるうえに点数も落としている!)
・前述の模試でも論説文は1問間違いでしたが、物語文は時間をとられていたのに点を落としまくっていた!
それ以外にも、入試問題を解かせていたときの話。
「おもちゃ売り場に母親と幼児がいた。自分と重ねてしまった。幼児が母親に向けた笑顔を見て、無邪気に笑えなくなった自分に気がついた」みたいな話がありました。
小4の息子、コレがわかりませんでした。
まず、「自分と重ねる」がわかっていませんでした。
説明したあと、「何についての話だと思う?」と聞いたら、息子の答えが「おもちゃ売り場にいた母親と子どもの話」。
ズッコケますよね 笑
新小5の国語を教えたことがないので、心の発達が遅れているかどうかわかりませんが、小2の娘ならすこし説明したらわかりますからね。
とはいえ、以前と比べてだいぶ心理がわかるようになってきたので、そろそろ、かもしれません!
現時点の娘の課題
娘は論説文、物語文ともにそれなりに解けますが、乱高下します。
…娘、算数は、「本番しか集中しない」。
国語もそうなのか、そうではないのか…つまり、正直なところ、「解けなくてドボン」なのか「やる気がなくてドボン」なのかよくわかりません。
国語の指導法
我が家の戦略をたとえると、ドラゴンボール方式。
亀仙人、かりんさま、界王さま、ある程度ものになってから修行をはじめましたが、それと同じ!
・小さな子どもは大人が思う以上に何も知らない! 漢字の先取り、語彙の本を使っての暗記、読解のテクニックなどは一切せず、まずは土台となる「つながり」を作ることに専念
・土台ができれば一気に国語力をあげる!
「そろそろ土台が築けたかも」と書いて2年かな?
今度こそ本当に土台が築けたので、一気に追い上げられそうです!
あの息子の快進撃がはじまる!!!
…かもしれません。
「読書」はどうしているの?
「国語力ピラミッド」の頂点にいる子どもたちは読書で国語力があがるのでしょうが、それは例外中の例外。ピラミッドの頂点の方たちの言うことをうのみにして読書三昧にしても、良い結果にはならないと思いますけどねー
実際、長期間、親が良書を選別、読書を強制してきたのに…という実例もありましたしね!
ん?
強制したのが悪いって?
強制は良くないですが、受験で題材になる小説は面白いですからね。
ロクに読書したことがないわたしでも入試問題や模試の文章は楽しいので(つまらないものもありますが)、強制したとしても子どもは楽しく読むと思います。
それでも国語力が上がらなかったわけなので、要因は強制ではなく大多数のひとには読書は学習効果・効率が悪すぎることだと思います。
いうなれば、読書は、「栄養はあるけど、胃の消化力が極めて強くないと(←生まれ持ったもの)分解できなくて栄養にならない」みたいな感じでしょうか。
…たとえが余計にわかりにくい 笑
そんな読書。うちにとっての読書は、「趣味の幅を広げる」であって、それ以上でもそれ以下でもありません。
小4の息子は熱心に図鑑を読んでいます。というより、図鑑しか読んでいません。
ただ、最近は本を学校で読んでいるそうです(休み時間、新型コロナで友達とロクに話せないようです)。
小2の娘は、一時期、熱心に電子書籍リーダーに入れた本を読んでいましたが、飽きてしまったようです。ずっと工作をしています。が、図工の腕はほとんど上達しない一方、息子が工作をすると緻密なものを作るので、「センスってあるんだな」。
娘には誰かの雑な性格が遺伝してしまったのでしょうな 笑
絵本の読み聞かせはしなくても大丈夫!
とあるかたのブログを読んでいて、「幼児期からめちゃくちゃ努力してきたんだな」。
で、国語力、かなり高い!
我が家は、「365日遊び」で、絵本の読み聞かせなどは一切してこなかったのですが、中学受験の本番ではそれほどの得点差にはならないと思います。たぶん。
算数に比べると、国語の天井は低いですしね(国語は心の成長もあるので読みにくいのですが)。
幼児期の読み聞かせや言葉を教えることは素晴らしいことだと思いますし、中学受験においては有利に働くと思いますが(たぶん)、指導法次第では追い上げることもできるんだな、と思いました。
まあ、国語については入試が終わらないと何とも言えませんけどね!
いずれにしても、これからが勝負!
学習効率のアップで浮く時間を、遊びにまわさないように気をつけます 笑
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