親塾をはじめて少ししてから、本気になりました。
で、オリジナルの教材を作って教えはじめました。
※「算数の教えかた」のページにある通りです。
「数の感覚」「10進法(←おはじき)」を身につけさせる訓練には、時間をかけましたねー
サイトではまとまっているので、さらっと終わらせたように思うかもしれませんが、計算ドリルを解かせるときなどに、位の数のカードを使って、おはじきを使って…。風呂で、数をかぞえさせて…。
これらを組み合わせたりもして、徹底的に仕込みました。
特に年長の娘は、苦労しましたねー(当時は年中だったかも)
懐かしい。
その結果、小3までの筆算(足し引き)は瞬殺でした(※)。
ついでに、がい数で、ひっかかることもありませんでした。
※ただ筆算が終わったあとも、おはじきを出したりすることはありました(感覚などは、なかなか身につかないものだと思います)。
小学校では筆算(足し引き)で、小1、小2の半分、小3の五分の一くらいの時間を費やすようですし、がい数でひっかかる子どもがいるようですけどね。
なぜ、高進度なのか?
それは、根底にあるものをおさえているからです。
先ほどの例だと、「数の感覚」と「10進法」ですね。
ほかにも――。
つぎの問題を苦手とする4年生が多いそうです。
(問)りんごが48個、みかんが32個ある。これらを子どもたちに同じ個数ずつできるだけ多く配ったところ、りんごはちょうど配れて、みかんは1個余りました(数字は適当)
が、年長の娘でさえ解いていました。
それは、子どもの優劣では決してなく、根底にあるものを、徹底的に教え込んだためです。
というわけで、うちは「ふつうの子どもたち」ですが、以下のような高進度になっているわけです。
<親塾をはじめて1年。1日あたり1~2時間ほど>
・年長の娘 → 予習シリーズ4年下の第6回の必修例題の後、4年上の練習問題。
・小2の息子 → 予習シリーズ5年下の第8回(教える方針が固まっていなかったので止めていましたが、固まりました。ガンガン先に進めます!)
根底をおさえる学習。
1を教えて、10できるようにすることを目指す学習でもあります。
たとえるなら、「美味しいオカズが1品あれば(根底にあるものをおさえれば)、白米をどんどん食べられる(そこから派生する問題をどんどん解けるようになる)」みたいなものですかね。
たとえが、チープ 笑
腕が悪い塾講師が「無理をさせている」「表面をなぞっているだけ」「解法を丸暗記させているだけ」とか言いそうですが、「それはオマエだ!」と言いたい。自分の腕の悪さを、子どもの能力に転嫁しないでいただきたいですね!
きちんと教えれば、小さな子どもでもできるようになるのだから。
というわけで、教えかたで、子どもの伸びは全然違います。
塾ではなく、「塾講師選び」は慎重に、ですね。
特にプロ家庭教師は、「子どものレベル」「時期」などを考えて、目的を持ったうえで選んだほうがいいと思います。
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