中学受験未経験なので情報収集からはじめましたが、まあ、デマが多かったですねー
このブログ、そんなデマを検証するブログでもあります。
というわけで、本日のメニュー。
・「中堅校を目指す層には大手塾のカリキュラムやテキストはかなり効率が悪い」と感じたんだけど、内情はどうなのだろう?
・新型コロナの流行のとき、なぜサピックスは動画授業を出し渋ったんだろう?
・教育虐待は本当にあるの?
引用はすべて以下からです。
・中学受験の塾選び、“元サピックス講師”が考える「サピックスに合う子・合わない子
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/89254
・激化する中学受験で「低学年からの通塾」はマスト? 元サピックス講師の回答
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/89256
・子ども部屋に監視カメラをつける親も…元サピックス講師が語る、中学受験での親の役割
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/89257
中堅校を目指す層にとっての大手塾のカリキュラム、テキスト
何度か、「中堅校(※)を目指す層には大手塾のカリキュラムやテキストはかなり効率が悪い」と書きました。
※四谷大塚の偏差値48~55あたり
やっぱり下位クラスの子からすると、理解するのが難しい。そのぶん、下位クラスの場合、特に算数の授業では、テキストの中でも基礎的な問題を扱うなど、講師陣もいろいろ工夫してはいるのですが……。やはり、授業についてこられなかったり、大量のテキストをこなしきれなかったりと、うまくいっていない部分があるのは感じました
その通りのようですね。
ついでに書くと――。
大手進学塾の算数講師がいう「算数の思考力」とは、2、3年ほどで最難関中の問題を解けるようにするために鍛えるべき力であって、わたしのいう「算数の思考力」とは別物です。
つまり、中堅校を目指す層には、ほぼ不要なもの。
そこに執着するよりも、すべきことがあるだろ、と思います(大手進学塾が悪いのではなく、最難関中に最適化されている塾を選ぶのが良くないのかもしれませんね)。
もっと書くと――。
上位クラスには御三家、中位・下位クラスには中堅校を狙えるようなテキストにすると、クラスアップが難しくなります。
サピックスでは上位、中位、下位のクラスがほぼ固定されているとのことなので(前述のURLにありました)、実は中位・下位のクラスは中堅校を狙うためのプリントになっている可能性もあるよな、と思いました(ただ、サピックスには中堅校のノウハウがなくて無駄が多すぎるだけで)。
でもまあ、これはサピックスのプリントをすべて精査しないとわからないので、この辺で。
新型コロナの流行のとき、なぜサピックスは動画授業を出し渋ったのか?
討論型の授業
sapixの動画を見たとき、「大した内容でもないし、とある個人塾の先生の授業のほうが遥かに面白いじゃん」。
が、「討論型」で、「なるほど」と思いました。
ハイレベルな子どもたちにとっては、サピックス、面白くて仕方がないでしょうね。
教育虐待は本当にあるの?
「例えば、子ども部屋に監視カメラをつけられて、ちゃんと勉強しているかどうかを、ずっと親に監視されていると聞いたときは、さすがに大丈夫かな…と思いました。勉強ができないと、親にブチ切れられたり、体罰を受けたりするというケースもありましたし。ふだんとても優秀な子が一度クラス落ちしたときに、サピックスをはじめ、今までかかった教育費を親がぜんぶ書いて合計金額を出し、『おまえのために、これだけ金がかかっているんだ!』とその紙を勉強机に貼られたという話もありました」
元浜学園の講師らしきかたが運営しているブログにも同じようなことが書かれていたので、本当にあるのかもしれないですね。
でもまあ、子どもが言うことですからね。
全部が全部ウソとは言いませんが、なかにはウソや誇張もあるのではないか、と思っています。
…そんな今日はドッチボール特訓です。
わたしと妻で小4の息子をはさんで、ボールを強めにどんどん投げていくというスパルタ教育をします。
ドッチボール虐待かもしれません…。
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