「夫(わたし)が買い物に行ったら、冷蔵庫の野菜室はニンジンだらけになった」
ちょっと前のうちです 笑
名付けて「ニンジン・クライシス」!
わたしの体がニンジンを求めていたのかもしれません…ということにしておきましょう!
で、これをデフォルメすると以下。
※念のために書くと、うちは家事は半々で、育児はわたしが主体です。
「ふだん家事を一切しない夫が買い物に行くと言い出した。仕方なく買い物に行かせたら、冷蔵庫はニンジンだらけ! 余計なことを、す・る・な! わたしのやってほしい事だけを手伝って!」
「ニンジンだらけ」の野菜室の写真と一緒にtwitterに流すと、きっと共感の嵐ですな。
で、これを逆にしてみます。
「ワーママの妻が買い物に行ったら、冷蔵庫はニンジンだらけになっていた! 余計なことを、す・る・な! オレのやって欲しいことだけをしろよ!」
「ママは大変なの!」「お・ま・えが、自分でやれ!!!」などと非難轟々、盛大に燃えるでしょうな。
ネットでは、こういう心理をうまく利用した「釣り」が盛んに行われています(※)。
敢えて炎上させて、釣りを楽しむひとたちもいます。
※ネットだから、ではありません。古くから週刊誌などがこういうことをしていますし、マスメディアは日々釣りをしています。
で、教育にも、そういう、「ひっかけ」がたくさん!
たとえば、「親が教えられなくても大丈夫! 親が教えると子どもの性格が歪む」。
この釣りの対象となるひとたちは以下。
・教えられない
・「教えるために勉強する」などの努力もしたくない
・「ほったらかしなのに、子どもは最難関レベルの成績」がご希望
で、釣られたひとたちによる連想(妄想)、ほかのガセネタ、謎のマウンティングなどが絶妙にブレンドされて、つぎのような、アホみたいな話がでてくるのではないのかなーと思っています。
「親は放置。子どもは勉強していないのに、ある日、模試を受けたら偏差値70だった」
算数は、学校教育との乖離が激しいのに、勉強せずに高偏差値になるわけはありません。 漢字、慣用句などでさえ、学校で習わないものばかりです。
※こう書くと、また「教養」と言い出すのでしょうけどね 笑
高偏差値が本当ならば、勉強しとるわ、絶対に!
※効率やセンスがあるので、ひとと比べて勉強量は少ない可能性はあります。
こういうことを書いているわたしもコロリとひっかかるような、巧妙な罠が至るところにあるので気をつけたいですね。
教育では、親が騙されると犠牲になるのは子どもですから。
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