ネットのデマと闘ってきました。
<デマの一例>
・親は勉強を教えてはいけない。サポートに徹しないと、不合格になる
・親が子どもの勉強に関与すると、子どもの、のびしろをなくす
・中学受験すると、子どもの性格が歪む
・早期教育で机に向かって勉強させると、子どもの性格は歪む
・先取りするのは害
・先取りしないと中学受験は失敗する
ほんのすこし考えれば、いや、一言、「根拠は?」だけで、ふつうはデマだとすぐに気がつきます。
ネットには、なぜ、こういうデマを信じて疑わないひとが多いのか?
「確証バイアス」と「エコーチェンバー現象」なのではないでしょうか。
・「うちの子どもは天才!!!」
・「え? 小1で高校数学を解く??? うちの子どもにも!!! ドリルでさえ、勉強してくれない…」
・ググりまくり「小さいころ天才でも、大人になるとふつうになる。むしろ、小さなころに親が教育すると、親が子どもののびしろを奪うことになって、子どもをできなくしている!」「小さな子どもは自然で遊ばせるべきだ! 自然で遊ばせない子どもは高学年で失速する!」とあって安堵する
・ネットや本を読み漁るも、「親がのびしろを奪う」「低年齢から机に向かって勉強させると子どもの性格は歪む」「遊んでいない子どもは失速する」などの自分が求めている見解しか見えなくなる(確証バイアス)
・ブログなどをはじめて、「親がのびしろを奪う」みたいなコミュニティにはいる(コミュニティではなくても、ブックマークにそういうブログばかりになる)
・コミュニティなどで「親が教育すると、子どもの、のびしろを奪う」みたいな自分に都合がいい意見しか耳に入らなくなって、それが強化されていく(エコーチェンバー現象)
・自分とはすこしでもちがう意見が許せなくなる
・あちこちで、ちがう意見のブログを攻撃。特に早期教育や先取り学習でうまくいっているところをターゲットにする。
「でも本にあったから!」
「でも論文でもあったから!」
出版や研究の世界を知らないので仕方がないと思いますが(わたしも出版や研究の世界では「なんちゃって」以下ですが)、「結局、コーヒーって健康に良いの? 悪いの?」で気がつきません?
一言。
親の関わりかた、早期教育、先取り学習など。
ぜんぶ、ケースバイケースだと思います!
で、結局、何が正しいかなんて世界の誰にもわからないので(※)、自分の信じた道を進むことが大切だと思います。
で、「うちはうち。よそはよそ」だと思います。
他人が成功しても、失敗しても、自分の子どもは関係ないので、ほかのひとを攻撃する時間があれば、ご自身の子どもに時間を費やしてあげたほうがいいのではないでしょうかね。公園で一緒に遊んであげるだけでも、喜ぶと思いますよ!
※明らかに間違っていることもありますけどね!
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