低年齢の子どもの到達点はかなり高かった

早期教育

※あくまで個人的な見解です。

低年齢の子どもの到達点はかなり高かった

「低年齢の子どもには比のような抽象概念は理解できない」

そう主張する先生がいるようですが、余裕で習得させることができました。

そんな感じで、低年齢の子どもの到達点は、一般的にいわれているレベルよりも遥かに高いところにあるとわかりました(※)。

※脳の発達の影響も無視できないので、あらゆるものが大人並みにできるわけではないとも感じています。

親塾をはじめる前は「低学年、中学年で中学受験の入試問題を解く」は神童と思っていましたが、到達できるのですねー 

低年齢の子どもは習得が遅い傾向にあるが…。

勉強を積み木でたとえます。
積み木が積まれていないと、大人でも習得に時間がかかります。

で、小さな子ども。
積み木がないうえに脳の発達もあるので、習得が遅い傾向にあるようです。
※ここから何が言えるのかというと、積み木が積めるところに関しては小さな子どもでもどんどん先に進めるということです。

たとえば、の話です。

・年長に鶴亀算を習得させるには「2週間」。
・小4に鶴亀算を習得させるには「1週間」。-

「ほらみたことか! 適正な年齢になってから教えたほうが効率的だ!」

こう思うのはあまりに安易で、ツッコミどころ満載ですが、書くのが面倒なので1つだけ。

年長のうちに鶴亀算を教えておけば、小4の1週間の時間がカットできます。
この意味がわかれば、「低年齢の子どもの習得の遅さ」というのはナンセンスだと気が付くと思います。

学力のピークは暗記物の話

暗記物には学力のピークがあると思っています。
理社の先取り学習をしないのはそれが要因です。
で、英語を使う環境にあれば英語を教える価値はあるのかもしれませんが、うちはその環境にないので教えていません。

一方、「考え方」にはピークはないと考えています。国語にもピークはないと思います(ただ漢字などの暗記物はピークがあると思います)。

昔から「学力のピークを考えて」という話がありますが、塾の都合なのかもしれないですね。
中学年、ましてや低学年ではお金を支払おうとしませんが、高学年だと焦って大金を支払う家庭がたくさんでてきますし。

ちなみに――。

算数パズルはその考え方を習得させる目的なのですかね。
で、子どもも食いつくので一定の効果はあるのかもしれません。

が、そんなに猛勉強させるのならば、先取り学習したほうが有意義だと思っています。

低年齢の子どもの到達点は高いのですから。子どもの貴重な時間を奪っているわけですから。

低年齢から勉強させれば、子どものやる気がなくなる?

家庭、子どもによると思います。

わたしは低年齢からずっと遊び呆けていますが、勉強に対するやる気がまるでありません 笑
圧倒的多数の家庭のお子さんは低年齢からずっと遊び呆けていて、わたしと同じく、勉強に対するモチベーションは低いです。

低学年の模試は価値がない

浜学園のように低学年からメソッドができている塾の模試ならば、それなりに価値はあると思います。

が、低学年の模試は難易度が低い、といえば語弊がありますが、そんなに高くなくて…。

浜学園でもその状況なので、難易度の低い模試だと、「1桁の足し引きの計算が速いので、将来、数学学者は確実!」といっているように思えます。

…「そう思わせて、というのが商売!」と書くと怒られますね 笑

実のところ、中学受験の低年齢化は反対

進度がやたら速いので、低年齢から中学受験を目指して猛勉強させているように思われているかもしれません。
確かにゲームばかりの家庭に比べると猛勉強ですが、1日あたり1~2時間程度。
それに、ふつうの家庭と比べても遊んでいるほうだと思います。

昨日も遊びにいきました!

小雨の予報でしたが、晴れ間があったので川にも行きました!
※このような場所に住んでいると思われているようですが、「100キロまでは近所」です 笑

遊びをなくせばトップ層に追いつけると思いますが、小さなころの成績はアテにしていない…というより、親子の絆で勉強していて、「子どもはどこまでできるのだろう?」と思っているだけです。

というわけで、難易度が高い中学受験の算数と国語には疑問を感じています。

※「小さな子どもでも難解なことができる」と「試験としてさせる」の間には深い溝があると思って
います。

早期教育産業は詐欺だらけ

「小さな子どもは異常に記憶力が良い」を利用して、成果を出しているように見せかけているように思えるのですが…。

たとえば――。

以前、低学年で英検2級を取得されたお子さんの親とやりとりしたことがあります。
「長文の意味、というより短文の意味もわかっている=国語もできる」と思っていたのですが…。

これにはかなりの衝撃を受けました。

ちなみに、絵本の読み聞かせ、言葉を教えるのは効果がありそうだと感じていますが、親がすることですしね。
それにその効果も中学受験までではないですかね。

そんな感じなので、親の子どもへの想いを利用する早期教育産業には怒りしか覚えません。

公文と百マス計算

公文式、百マス計算は、もともとは「勉強が苦手な子ども」に向けたも。
勉強が苦手な子どももわたしが教えれば偏差値60くらいになると思いますが(ただし親子ともにやる気が必要)、そんな芸当ができるひとはレアなので、百マス計算や公文式を利用するのもよくわかります。

が、難関を目指しているひとたちが目の色を変えて高進度の競争をしているのを見ると…。

※目標を達成したあと、さっさと辞めるのであればよくわかります。

親子の関わりとしての勉強

「漢字検定で×級をとろう!」

親子の関わりとしての勉強は素晴らしいと思っています。
親に教えるスキルがあれば、低学年でも「数学検定2級をとろう!」もあると思います。

そういう勉強ばかりになればいいのに、と思いますが、中学受験の対策が低年齢化していますしね。

なかなか難しいですね。

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