「30年前の灘中に出題された問題が、偏差値50の中学校に出題されている」
中学受験の算数が難化している根拠として、よくあげられています。
この本だけではなく他塾の先生もそのように言っているようなので(たぶん)、業界全体の共通認識なのですかね。
でも、おかしくね?
30年前の問題、初見だと今でも難しいと思います。
対策が立てられて類題が出題されてその対策もできて…とになっているので、今では偏差値50の学校で出題されているだけではないでしょうか。
本当に難化にしているのですかね?
では、勉強量はどうなのでしょうか。
「難問→対策→難問→…」のいたちごっこで、問題のバリエーションが増えたのは確かだと思います。
受験は相対評価なのでそのまま勉強量の増加につながらないと思いますが、勉強量は増えた可能性はあるかもしれないと考えています。
…と書きましたが、実のところ、30年前と比べて難化して、かつ、勉強量も増えたのかもしれません。
が、興味はありません。
「入試問題を解けるようにする」が目的で、「中学受験、おかしいよ!」と言ったところで何も変わりませんから。
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