中学受験、下剋上はできるのでしょうか。
目指すレベルによりますが、以下があれば下剋上できると思います。
1.適切な指導
2.子どもと家族の覚悟
3.物理的に間に合う
上記1。
これができる先生は、ものすごくレアです。
上記2。
多くの場合、子どもと家族が血を吐くような努力をしないと間に合いません。
…なぜ家族も?
仮に1日5時間勉強する必要があったとします。
そのうちの半分、1日2時間プロの家庭教師をつけただけでも、1か月で30万円は飛ぶのではないでしょうか。
そんな感じですべて先生に丸投げできないので、本人がやる気になるか、家族が勉強させるかする必要があるわけですね。
上記3。
「今の実力」と「志望校」の距離を埋めるには時間が必要です。
たとえば、わたしが中学数学を教えれば、半年もあれば、「偏差値45(中学数学をすこしは解ける)→偏差値65」はできると思いますし、実際そういう生徒もいました。
が、偏差値70だとどうなのですかね。捨て問がなくなるので半年では時間的に厳しいと思います。
実力と乖離していればしているほど、時間が必要になります。
というわけで、下剋上はそんなかんたんな話ではありません。
激レアだからこそ、創作ばかりなのでしょうね。
ちなみに――。
課金で失敗するのは、「選んだ先生の腕が悪い」「子どもや家族の覚悟が足りていない」ではないかな、と思います。
特に親。
お金を払い、「子どもをやる気にさせる魔法のキーワード」で声掛けさえしていれば成績があがるとでも思っているのかもしれないですね。
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