「算数45、国語35、理科10、社会10」
このように思っていましたし、ふつうに中学受験する場合は正しいのかもしれません。
しかし、先取り学習をする場合は、国語の勉強時間は想定よりも倍近くになるのではないか、と感じています。
なぜか?
小さな子どもは、大人なら誰でも知っている言葉を知らない!
小6までに学習する漢字は1000語ほど。
熟語をいれてもこの2倍程度だと思うので、たかが知れていると思っていました。
が、思わぬ伏兵がいました。
「大人なら誰でも知っている言葉」です。
昨日は、「たてつく」。
意味を教えようとしたら、「『逆らう』がわからない」「『歯向かう』もわからない」「『反抗する』もわからない」となりました。
何も知らないじゃん!
このようなことが多々あります。
誰でも知っている言葉はどのくらいあるのか?
この誰でも知っている言葉、どのくらいあるのでしょうか。
高学年の難易度が高い問題を解くためには、漢字で1000語、熟語で1000語(数字は適当)、英検から鑑みて(※)、3000~5000語くらいは必要ではないか、と考えています。
※考え方は割愛しますが、適当です。
この膨大な数の言葉を、ふつうは6年かけて、塾、日常生活、学校などで学習していくわけですが、先取り学習の場合はそれらを一気に(※)やってしまわないといけません。
ゆえに、先取り学習する場合は、想定よりも倍時間がかかると感じたわけです。
※「一気に」といっても、語彙だけを先にするわけではありませんので、あしからず。
「国語の学力を上げるのは簡単。でも、語彙を考えると、かなり時間がかかるな(ついでに語彙力をあげないと読解もロクにできない)」
そう思う今日この頃です。
ちなみに、語彙力といえば…語彙力ではなくても、「読書」と主張しているプロもいますが、プロではありませんね。 「読書が重要と主張しているプロ = プロなのに学力を上げられない」が成り立つんじゃないの、と思います。少なくとも、子どものことを全く見ていない、何も知らないのでしょうね。 …受験するかもしれない親の立場としては、「読書しましょう! ロクに読んでいなくても、大丈夫! そのうちのびる!」と書いたほうがライバルが減っていいのかもしれませんが、つい書いちゃいます。
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