メッセージで質問をいただいたので、記事にしてみました。
あくまで、質問されたかたへの返答であって、個人的な見解です。
「中学受験をしない小学生は勉強すべき?」
※未定も含む。
中学生に数学などを教えていたとき、「小学生のときに、きちんと学ばなかったから、今わからないんだろうな」と、よく思いました。
そして、なかには手遅れの子どももいました。
そうならないように、ある程度は勉強させるべき…具体的には、最低限、学校教育レベルはきちんとしておいたほうがいいと思います。
ちなみに、わたし自身は小学生のとき遊び呆けていたので「小学生のときは勉強しなくても良くね? 遊んでも大丈夫じゃね?」と思いますが、遊び呆けていた友達の大多数は中学のとき勉強ができませんでした。塾講師の時代も、そういう子どもたちをたくさん見てきました。
繰り返しますが、遊び呆けても、最低限、学校教育レベルの内容はきちんと習得させておいたほうがいいと思います。
何歳から勉強させればいい?
きちんと授業を聞いていて、学校のテストで満点近い点ばかりの子どもであれば、「小学生のときは勉強させなくても大丈夫じゃないの?」と思います。
そうではない場合、反抗期に勉強させる自信がなければ早期教育で小学校で勉強する内容を一通り先取り学習するのも手だと思いますし、早期教育はしなくて高学年に一気に教えるのも手だと思います。
それでも心配。低年齢から勉強させたい。何を勉強させればいい?
個人的には、国語だと思います。
理由は2つあります。
1つ目。
算数や数学は教えるのにスキルが必要ですが、国語はやりかたさえわかれば誰でも教えられるためです。ただ、どれだけ算数が苦手でも学校教育レベルの算数は、親が勉強して教えたほうがいいと思います(通塾も1つの手ですが、新型コロナが…)。
2つ目。
小さな子どもは、大人が思う1万倍、何もわかっていないためです。
先取りをしていない、低学年のお子さんがいれば、小4か小5の教科書レベルのドリルでも買ってきて、1文ずつ意味がわかっているか確かめるとそれがよくわかります。
で、何もわかっていないまま、テレビ番組(教養)を見せたり、読書させたりしても、「理解していない」「覚えていない」「あらすじしかわかっていない」などだと思います。
数学の勉強はしなくてもいいの?
中学数学はそんなに難しくありません。
小学校の教科書レベルをしっかりできるようにしておけば、それだけで十分です。つまり、市販のドリルをしっかり解かせておけば十分だと思います。
あとは、中学生になれば塾に通わせるといいのではないでしょうか。
中学受験を受験しない場合、受験算数は役立つ?
「難関国立大以上を目指すのであれば勉強しておいたほうがいいかもしれないけど、勉強していなくても大丈夫」だと思います。
中学受験は未定。低学年のうちに利用する市販の参考書は?
中学受験の参考書・問題集に紹介しています。
なんで、アホみたいに先取りしているの?
親子の絆と低年齢の教育に興味があるためです。
それ以外にも、子どもたちの将来を考えて、「受験勉強みたいに範囲も答えも決まっているものは最速で習得させてあげたい。で、余った時間で、起業したり、ボランティア活動したり、と、『範囲も答えもない』人生を楽しむために幅を広げてほしい」です。
ただ、受験の先については子ども自身の意志がある…というより、そもそも子どもの人生なので、「余った時間は遊び呆けてやる!」でもいいと思っています。
こういう考えなので、ずっと「ほかの中学受験ブログの運営者と目指している山がちがう」と書いています。
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