小5の後半から小6前半に失速する理由(算数)
「小5の後半から小6前半の失速(算数)」ですが、ずっと「なぜだろう?」と思っていました。
が、小3の息子への教育を通して、今ではつぎのように思うようになりました。
・小5の後半までは、ゆるいので成績は良い
・小5の12月あたりから一気に難化
・小6でも対応できず、成績が落ちていく
難化するだけではなく、小6からは「量」も激増します。成績が落ちたうえの物量なので、そのまま崩れていく子どももいるのかもしれないな、と思いました。
では、先取り学習していれば、「失速」は免れるのでしょうか。
公文は先取り学習ではない!
公文の高進度をもってして、「先取り学習」というひとたちがいます。で、「先取り学習していたのに(←公文式のこと)、小5の後半で失速した! 先取り学習は意味がない!」みたいに主張します。
こういうひとたち、公文で何を学習するのか、中学受験の算数ではどういうことを学習するのか知らない、わからないのでしょうね。
困ったものです。
というわけで、いくら公文で高進度であろうが、中学受験とは関係ありません。つまり、公文と失速とは関係ありません。公文の高進度をもってして「うちの子どもは優秀児」と勘違いした親が子どもの足をひっぱって失速する可能性はあるのかもしれませんけどね。
算数塾の先取り学習と小5後半での失速の関係
算数塾でも先取り学習をします。算数塾に通わせておけば小5の後半で失速しないのでしょうか。
それは算数塾にてどのレベルまで習得したのかで変わるのではないか、と思います。難関中あたりまできっちり先取り学習していれば失速しませんし。
逆をいえば、塾のカリキュラムが算数塾で学習していないところに到達すれば、そのときに失速する可能性はあります。具体的には、小6の秋以降あたりですかね。
ちなみに、5年半ばでの失速は?
「5年半ばでの失速」は、「比」による失速と考えられるので、公文の高進度など、「そんなの、先取り学習といわねーわ」という、自称・先取り学習組の失速かな、と思います。
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