親塾で失敗したな、と思うことがあります。
それは「場合の数」を教えるのに、予習シリーズを使ったことです(※)。
※予習シリーズに限った話ではなく、中学受験のテキストを使って教えて後悔という意味です。予習シリーズ、基本的には良いテキストだと思います。
が、後悔しても何もはじまらないので、隙間時間を利用して「場合の数」を教えはじめました。
「並べるとは?」「選ぶとは?」「重複をとるとは?」――根本の部分を教えると数学脳になりそうな気がするので、そこは小3の息子だけではなく、小1の娘にも教えています。
「4人から3人を選ぶ。選びかたは何通り?」「(異なる)4冊の本を3人に配るときの配りかたは何通り?」
小3の息子には、場合の数に限って、現段階でも(※)高校数学の教科書レベルは習得させようと思っています。
※いずれ高校数学は勉強させるつもりです。
女性4人、男性3人。
「『両端が少なくとも男性の場合』は、ぜんぶから両端が女性の場合を引けばいいじゃん」「『男性同士が隣りあわない並びかた』と『男性と女性交互に並ぶ場合の並びかた』が同じだって? ちがうよ。実際に書き出してみて」
で、ふと思いました。
「女性4人、男性3人…。もう遅いねや、じゃん」
団塊ジュニア 笑
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